はあちゅう氏の事実婚をきっかけに、彼女の才能について考えてみた。

はあちゅう氏がAV男優の方と事実婚を発表したとネットでニュースになっていた。

AV男優と結婚!!!!

一般ピープルには考えられない……。

このニュースを読んで、ふーん、興味がないわ、ってフリをしつつも、気になることがふつふつと湧いてきた。

 

芸能人でもないし、正式な婚姻関係でもないのにわざわざ公表

 まず、

芸能人でもないのにわざわざ表に報告することか?とも思いましたが、これまでの活動の中でプライベートも含めて応援してくださっている方に、ちゃんと私から報告したいと思って書きました...🙇‍♀️ — はあちゅう (@ha_chu)

というTwitterでの発言。

「芸能人でもないのにわざわざ報告することか?とも思いましたが、」といいつつ、しっかり報告していて、さらにはこれが正式な結婚だったらまだわかるんだけど、事実婚というのが笑える。

事実婚は、手続きすることで住民票に妻や夫として記載され、夫婦としていくつか法的な効力が発生するらしい(もちろんきちんとした婚姻関係にしか認められないもののほうが多い)が、別に届出を出さずとも同棲していて、周囲に夫婦同然のカップルと認識されているケースなども事実婚と称されるわけで…。

それって、別に芸能人とか一般人とかいうレベルじゃなくて、わざわざ報告することか?という疑問がわいた。

事実婚早々、浮気問題でネット界隈を騒がせる

次に「さすがだな」と思ったのが、旦那さんの浮気相手が次々とネットで関係を暴露し騒がれている点。

「職業はAV男優でもプライベートでは彼女一筋。根はマジメなんです」的な涙そそる愛のストーリーは、やはり成立しないことを証明。しかもこのことにより、本人にその気がないにも関わらず何かとネット界隈をお騒がせしてしまうキャラは、公なパートナーを得ても変わらないのだ、ということも、さっそく証明してくれたのだった。

っていうか、夫のほうは、仕事でできるのに、彼女ともやって、さらに浮気って、どんだけなんだ!ネットの情報という点を考慮しても、複数の発言があることやラインが投稿されていることなどから、浮気はおそらく黒だろう。

はあちゅう氏が成功している理由

こんなふうに、はあちゅう氏を見るたびに、自分とはまったく縁のない人種なのだなと思う。

スペックも環境も違うので私の人生と彼女の人生はもちろん、そもそも交わらないと思うけど、同じような環境とスペックで生きていても絶対仲良くならないだろうと思う。

悪気はないのに周囲を騒がせたり、誰も聞いてないことを報告したりアピールしたりする人種。でもそんな性質にこそ、彼女が、そんなにすごいことやおもしろいことを言ったり書いてるわけじゃないのに、作家という肩書きで知名度とある程度の収入を得ている秘密が隠されているような気がした。

空気読めない才能を活かしているのでは?

なんだろう…、と考えてみてわかったのが、要は自意識過剰ゆえに「普通の人よりちょっと空気が読めない」のがいいのだろうなと思った。んで、その空気読めない能力をちゃんと活かしている。そして、必要あれば、読めるときでも読めないフリしてそう。

学生時代には、ブログでスポンサー探して海外旅行をしている彼女。ある記事でこんなことを言っている。

卒業旅行にお金出せって言っているわけだから。私も「そんなことできるかな?」って、思いながらなんです。それでも「やろう」って決めるしかなくて。
やらない理由はいくらでもあって、ほかにもやりたいことはたくさんあるし、そもそも人に迷惑をかけるかもしれないし……っていう後ろ向きの理由は探していけば切りがないんですけど、そうしたら「やらない人生」になっちゃうので、やらない後悔が多分後に残ると思うんですよね。
だったら、やる理由とかをどんどん探していくとか、やるための方向しか見ないようにする。そうすると道が開けるというか

まず「それでも『やろう』って決めるしかなくて。」という理由が、別にスポンサーに金出してもらって海外旅行に行かないと死刑になるわけでもないだろうし、よくわからない。

そして、「やるための方向しか見ないようにする」と言っているが、つまりこれは、迷惑をかけるとかヘンな目で見られるとか、批判されるかもとか周りのことは考えないということだ。

この記事では、いかに自分が前向きな気持ちで目標達成に向けて進んだかという体で発言しており、実際にすごいと思うけど、なんというか、「やるための方向しか見ないようにする」と決心する前に、もともと空気読まないで行動できる(行動してしまう)才能のある人なんだろうと思う。

だから、この記事でもごにょごにょ言っているけど、たぶん、スポンサー探して海外旅行するという行動をとるのに、多少の勇気は必要だったにせよ、彼女の中であまり違和感はなかったのではないだろうか。

ただ、周囲がごにょごにょ言ってくるものだから、一応納得できる理由として述べてるだけのような気がする。

でも、当然、努力もしてるみたい

プラス、たぶん、成功しているほかの理由としては、作家の才能よりも、ビジネスの才能の方があるんだろうなとも思う。

あと、努力もしているだろうし。彼女と人生が交わることがない私なんだが、1つだけ忘れられないエピソードがある。昔一緒に働いていた編集者さんが、はあちゅう氏と仕事をしていたことがあり、ものすっごいメモ魔だと話していた。「今の話メモってもいいですか!?」と何でもメモっていると。また、これはネットで読んだのだが、作家になる前は睡眠2時間で通勤電車の中でケータイでブログを書いていたそうな。

そういう努力は、同じものを書いている人間として見習わせてもらおうと思う。