「働かない生活」は夢ではない。「働きたくない人」が生きていく方法

気が乗らなかった仕事を終えて、ひと段落しました。派遣の仕事は、まだ出勤はあるけど自由な時間が増えて、めちゃくちゃ幸せ~!しかも11月と12月は割りの良い仕事が入ったので、しばらく金欠からも解放されるので、なおうれしい。年末年始は連休だし、がんばってよかった〜。

今回はこんな記事を書いてみました。

 

「働きたくなくてツライ」から解放された

長年「働きたくない」と思いながら社会でジタバタしてきた私ですが、このところ、お金稼ぐのも悪くないなー、と思い始めました。あと、昔より「働いてる」という感じがしません。

好きなことばかりできてるわけじゃないけど、なんというか、家事をこなすのと同じような。できればやりたくないけど、そんなに負担があるわけではない。快適に過ごしています。

ただし、今の「派遣で編集アシスタント週3日とフリーの仕事で、普通の人よりちょっと少ない労働時間」というスタイルでなら、だけど。気に入っています。

今後は、働く時間は増やさずに効率よく収入(ブログのマネタイズなども含む)や好きな仕事を増やして、より好きなことができるライフスタイルをつくっていたきたいなと思っている。

「働かない生活」は夢ではない

そんなこんなで、私は最近「働きたくない(でもお金がないと生きていけないから働かなきゃいけない)」という苦しさから脱出するノウハウを会得したような気がする。

このブログでも少し書いたけど。

www.book-diary.com

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働かない生活を手に入れるのは、案外難しくない気がしてきた。要は、労働と思わずにできるお金もしくは家と食べ物を得る手段を手に入れればいいのだ。

だって、投資で生活していたり、主婦として家事をこなして生活したりしている人は、狭義の意味では働いていないけど、何もしないでぼうっとしてごはんを食べてるわけではない。例えば、愛人の金で生きてる人だって、美容に命かけたり、詐欺師並みのトーク力を駆使していたり、していると思うし、要は本人が使っている「生きていく術」を労働だと思っているかいないかの話で、実際は何らかのエネルギーを使っているのだ。

だから、私たちも同じように「労働と思わずにできるお金を得る手段(好きなことともいえる)」を見つけることができれば、結果として「働かない(自分にとって)生活」というのは、手に入る。今はネットがあるので、そういう生活は決して夢物語ではないと思う。

自分はなぜ働きたくないのか明確にしよう

そうは言っても、「労働と思わずにできるお金を得る手段がみつからない」という人は多いと思う。その場合は、まず、なぜ働きたくないと思うのかを具体的にするのが、「働かない生活を手に入れる」ための最初のステップだと思う。

働きたくないと思っている人でも、意外と自分はなぜ働きたくないのか、その理由を明確に分かっていないもの。だって、それがはっきりわかっていれば、働きたくないと思う要因を取り除く、という行動ができるので「働きたくない」ということで悶々と悩んでいないのではないだろうか。だから、人によっては、そこを明確にするだけで、「働きたくない」という重い気持ちから解放される。

「働きたくない」と思っていると、どうやったら働かずに生きていけるかばかりに意識がいきがちなんだけど、実はそれよりもまず「自分はなぜこんなに働きたくないのか」をハッキリさせるのが、「働きたなくない」という悶々とした気持ちから解放される近道だ。

働きたくないと思ってしまう理由は?

働きたくないと思ってしまう理由としては、以下のような感じだと思う。1つだけじゃなくて、いくつかの理由が思い当たる人も多いかもしれない。

・今の会社が嫌だ
・働く時間が長過ぎるのが嫌
・人付き合いが嫌だ
・今の仕事内容が嫌だ
・労働すること自体が嫌だ
・その他

1つ1つ解説していく。

 

働きたくない理由1:今の会社が嫌だ

「今の会社が嫌だ」という人は、“働きたくない病”を患っている人達の中では、軽症の部類かもね。基本的には転職をすれば済む話なので。ただし、人間関係が嫌なのが、会社の方針が嫌なのか、忙し過ぎるのが嫌なのか、希望の職種や部署が叶わず不満なのか、しっかり見極めて転職活動を行わないと、次にまた同じような不満を抱える可能性は大。

働きたくない理由2:働く時間が長過ぎるのが嫌

仕事や働くことは嫌だけど、長時間勤務への不満や疲れがたまって、「働きたくない」と思っている人は、残業がない会社へ転職、もしくは、フルタイムという働き方を降りることで解決できる。ただし、業界自体に残業が多いというケースや週に40時間も働きたくないという人は、正社員以外の働き方を検討しなくてはいけないかも。そういう人は、フリーランスや派遣、アルバイトを検討してみるのもよいと思う。

働きたくない理由3:人付き合いが嫌だ

会社にいじわるなお局ががいる、上司が仕事ができなくて困る、とかそういうレベルではなく、ただ人と会うだけで疲れるという人や、コミュ障の人などは、職種や労働時間云々の前に、「社会に出てるという行為自体がしんどい」となってしまいがち。そんな人の解決策

・あきらめる

人づきあいしないと死ぬわけではない。苦手なままでいいと開き直るのも1つの手。

・なるべく人と話さなくて済む仕事をする

人と話さずに黙々と作業できる仕事も結構のあるので、そういう仕事を選ぶこともできる。

フリーランスになる

まったく人と接しないとうのは難しいが、会社員の比ではないと個人的に感じる。飲み会とか余計なコミュニケーションもなくなる。

発達障害の疑いがある人は、診療所を受診してみる

受診したからといってすぐに解決できるわけじゃないかもしれないけど、カウンセリングを受けたり障害の知識を得たりすることで、ラクになるケースもあると思う。

働きたくない理由4:今の職種が嫌だ

「今の職種が嫌だ」という人は、基本的にはやりたい仕事へ転職をすれば済むがそういう人は、「働きたくない」と思っていないかも。たぶん「今の仕事は嫌だけど、かといって次に何をしたらいいのかわからない」という人が多いと思うんだよね。そんな人の解決方法は…。

・自分には無理だという思い込みを捨てる

本当はやりたいことがあるのに、無理だと思い込んで無意識にブレーキかけてる場合がある。やりたいこと棚卸して「本当に無理かどうか」1回考えなおしてみると、前に進めるかも。

・ワクワクすることを片っ端からやってみる

時間が許す限りやりたいことやってみると、見つかる場合もあり。ただこれ、すぐに見つかるわけじゃやない。仕事を探すためにやるより、とにかく楽しむことが1番だよね。

・「やりたくないこと」を挙げてみる

やりたくないことを片っ端から挙げて、それらをできる限りやらなくて済む仕事を考えるのも1つの方法。

・少しでもやってみたい仕事があるなら思い切って転職してみる

ちょっと興味があるんだけど、やってみる勇気がないってこと、あるよね。でもね、私、たぶん高校生のバイトから含めると25くらい仕事しているんだけどさ、最終的には、何でもやってみないとわからないのよね。やってみるしかないんだよね。アルバイトから試せるならそいうしてもいいかもね。

これも読んでみてね。

 

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働きたくない理由5:週5日、毎日同じ時間に出社することが苦痛

これは……、はっきり言ってどうしようもないですね。でも、世の中にはたぶんいます。そんな人も。私もそう。

会社員をソツなくこなせる人の中には、慣れだよとか、誰でもつらいとか、甘えだ、とか言う人もいるかもしれないけど、これは、ソツなく会社員ができる人の考えなんだよね。「普通の人がちょっとがんれば何とかなる」ことが、何とかならない人もたぶんたくさんいる。

毎日同じ時間に出社することが苦痛で苦痛で仕方がない人や、5年後もそんな生活してると思うと死にたいと思ってしまうレベルの人は、フリーランスか在宅勤務を目指すか、もしくはフルタイム勤務から降りるのも一つの手だと思う。

働きたくない理由6:働くことそのものが嫌だ

最近、強く思ったんだけど、「働くことそのものが嫌だ」という人は、多くの場合、「私はとにかく働くことがキライだ」と認識していると思うのだが、それって、深堀りすると「その仕事をすることに意義が感じられない」ということなんだよね。

だって、いくら働きたくないという人でも、休日に、心身が健康であれば、毎日朝から晩までずっと布団の中にいて何もしない、という人はほとんどいないはず。多くの人は、趣味なり、人と会うなり、出かけるなり、ということをやってると思う。

布団の中にいるよ、という人でも、マンガを読むとかゲームをするとか、ネットやテレビを閲覧する、くらいはやってるんじゃないだろうか。

それって、楽しいとか元気が出るとか、教養が深まるとか、なんらかの意義を感じられるから、人に言われなくてもできるんだよね。

仕事も同じで、たぶん、なんらかの意義(楽しい、得意なことや才能を活かしてラクに働ける、人の役に立っていると思える、正当な対価がある(がんばったらお金がふえるとか))を感じられれば自発的にできる。逆に、そういう要素がほとんどない仕事をしていたら、そんなの、働くの辛くて当たり前よね。

もちろん、労働の対価として、お金はもらえるかもしれないけど、正直、昔と違ってがんばっても給料は変わらないわけだし。そんなにお金をもらわなくても、まあまあモノは手に入るわけだし。週5日、9時間も拘束されていたら、お金以外に意義が感じられなければ、「働きたくない」と思うのはごくごく自然の感情なんじゃないだろうか。

私の話をすると、昔ケータイショップで働いていたときは、ケータイ3社のサービスなんてどこも大してか変わらないわけだし、人口は減っているし、その中で毎年利益を増やしていかないといけない理由がわからなかった。小さな子供にケータイを売らなきゃいけない理由もわからなかった。まだまだ使えるし機能も十分なのに機種変更を勧める理由もわからなかった。

つまり、私は自分がやっている仕事自体に意義を感じられずにいたのね。まぁ、何らかの理由で困ってるお客さんの力になったり、楽しく接客ができたり感謝されたときは、うれしかったけどね。

そもそも、いろいろな仕事をして、私の場合はあまり経済的な活動に意義が感じられない、というのがある。もちろん、世の中のほとんどの仕事は経済活動につながっているんだけど、それは、あくまでプロジェクトを達成した結果でありたい。

「こんな良いサービスがあったら便利かも→これをビジネスに稼ごうっ→お客にも喜んでもらえる」が理想。そうじゃなくても、利益市場主義になり、儲けのために手段を選ばず、必要ないものを売らなきゃいけなかったりする仕事には、全く意義を感じられないのね。

だから、ライターや編集の仕事をしている今も、某転職系のSNSで、スカウトがたまに来るんだけど、サイトを覗いてなんか適当な記事作ってんなーとか、SEO狙いでつまんねー記事だな、と思っちゃうサイトでの仕事はしない、というか、できない……。そういうサイトもつまり、儲けるためにPV、そのために記事数やSEO優先なんだよね。

そういうサイトって、自分にとって存在意義が全く感じられなくて、そんなサイトでの仕事はもちろんその仕事の意義を感じられないから“働きたくない”と思ってしまう。

ちょっと自分の話が長くなったけど、 「労働すること自体が嫌だ=その仕事をすることに意義が感じられない」場合の解決策。ま、想像している通り、やる意味を感じられる仕事をするのが解決策ね。最終的に、これで金貰えるんだ?とまで思えたら最高よね。ズバリ次の3つ!

・経済活動と直結しない仕事を選ぶ

これは完全に私の主観なのだが、「働きたくない、労働自体したくない」という人は、自分もそうだったわけだけど、経済活動にあまり興味がないと思うのよね。

モノやお金があるからって幸せとは限らないという価値観をもっている人が多い気がする。

だから、もの売る仕事より、人の役に立つ仕事や、ものを作る仕事とかのほうが向いてるのでは?その辺を意識して仕事を探してみてはいかがでしょう。

 

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・楽しいor得意な仕事を見つける

それが見つかったら苦労しないよ、と言われちゃいそうだし、はっきり言って好きな仕事はすぐには見つかるモノじゃないかも。でも得意な仕事や、自分にとって意義を感じられる仕事をみつければいいわけで、不可能じゃないはず。「今の職種が嫌だ」の項を読み返してみてね。

 ・フリーランス、もしくは不労所得で生きていく

スキルが必要だけど、基本的には自分で仕事を選べるというのが最大のメリットがある。興味がある人はネットで稼ぐ方法を模索するのもおすすめ。投資とか不動産とかの知識がある人はそっちで生きていくのもいいよね。私はそのへんの才能は皆無なのだが…。

その他の理由

主婦になりたいとかお金もちに養われたいとか、そもそも大金持ちで働く必要がないから働きたくない、とか、そういう人もいるかもね。

働きたくない理由は1つとは限らない

ちなみに、私の場合は、過去、働きたくない理由2:働く時間が長過ぎるのが嫌、働きたくない理由4:今の職種が嫌だ、働きたくない理由5:毎日同じ時間に5日出社することが苦痛、理由6:働くことそのものが嫌だ、の4つの理由で苦しんでいたなぁ。

どんだけ働きたくなかったんだよ!ここまで働きたくない理由があると、逆に仕事選びやすかったりして…。

でも、今、派遣で週3日+フリーライターの仕事で、すべての働きたくない要素が解決されている!もちろん、ここにくるまでは、フルタイム勤務で編集の仕事の修業を乗り越えたというのもあるんだけど。

でもそのおかげで、派遣の仕事はわりと楽しいのと、ライターの仕事も嫌ではない。あとは忙しい時期もあるけど、それ以外のときはやっぱりフルタイムで働いてるときより時間に余裕がある。年末年始も10連休だし!

というわけで駆け足で、紹介した「働きたくない人」が生きていく方法。

ずっと寝てたいという人には役に立たないかもしれないけど、何年も働きたくね~!!!と思いながら生きてきた私が、その辛さから解放された経験をもとに書いてみました。今後も楽しく働けるような、ガツガツ働かずに平和に生きていくための、よい情報や経験があればブログにしていきたいのでよろしくお願いします。