二度とやりたくない仕事と、楽しかった仕事
久々に苦しくない職場に出会え、つい、今まで仕事を振り返ってしまった、ついでに、楽しかった仕事とつらかった仕事を紹介してみます。
楽しかった仕事
ひとつは、コールセンター事業とかを請け負っている会社での事務の仕事。
入力とか、入力チェックとか、誰でもできるやつ。時間も遅番があるので12時〜21時くらいで朝のんびりできたし、仕事中ものんびりできたし(心は)、同年代の人たちも多くて、時給は1,200円くらいだったかな。
ここなら続けられたのだろうけど、業務自体がなくなってしまった。
2つめは派遣での家電量販店でのメーカー販売員。派遣会社からメーカーの仕事に派遣され、勤務地が家電量販店というしくみ。基本はお客が来たときにあ、逃さないように必死で接客をすればよく、たいがいはヒマ。でも、お客がきたときに、普通に一生懸命接客してれば、売れるので、適度に褒められたりとかして、それもけっこうおもしろかった。しかも、その前に、ケータイ販売の仕事をしていたので、商品決めて、レジにもっていけば終わり!ということに、こんなにラクでいいのか!と衝撃を受けた。ケータイは商品決めてからの手続きのほうが長いので……。
これは週末のみの仕事であったが、楽しかった。量販店の活気ある雰囲気とか、人間ウォッチングできることとかが気に入っていた。ちなみに、探せば週5日勤務の仕事もあるで、ヒマだけどそこそこ人と話す仕事、探している人にはオススメ。少ないけどね。
この仕事は、ライターをやっていた会社に誘われたので、編集やライティングの仕事に本腰を入れようと辞めた。そのあと、地獄が待っていたけど、でもその地獄があって、今楽しく仕事ができていると思えばいいか……。
あとは、短期のバイトでやっていた、工場とか単純作業系の仕事が、好きだった……。
ベルトコンベアーの商品をひたすら袋詰め、とか、ティッシュの中にひたすらチラシを入れる、とか、よくわらない箱を組み立てる、とか。
これは自分でも意外だったのだが、なんか、ランナーズハイみたいな感じになってきて、すごくおもしろかった。
でも、工場の仕事は時給が安い、あとは、働いている人たちが、DQNや主婦で物足りない感じはしたかな。
二度とやりたくない仕事
逆にもう絶対やりたくないのは、コールセンター。机から離れられなくて拘束されている感ハンパないし、接客だとヒマな時間があったりするものだが、コールセンターってひたすらしゃべってなくてはいけなくてすごく苦痛だった。なのに、人間ウォッチングできないし。それでも、わたしがやっていたのは入電だったけど、それでも苦痛なのに、テレアポとか営業的な業務でコールセンターで働ける人ってなんなんだろう。
むしろ、そんな仕事が時給1500円くらいで成り立っていてやる人がいるなんて信じられない。時給2500円くらいが妥当じゃない?
あと、ツラかったのはキャリアショップでの接客。あれ、みんなただの接客だと思っているでしょ?代理店によって違うけど、カウンターセールスだからね、新規、機変、家のネット回線、オプション加入、いろいろ営業しないといけないの。
おまけにぜんぜん関係ないクレームとかくるし、これももう無理。ただ、自分だけじゃなくて、クレームとかいろいろあって、女子は、みんなだいたい1、2回は泣いてたな、笑。それだけどなぜか、なんだかんだ4、5年やっていた。
本当、世の中いろいろな仕事があるのだが、わたしの場合、あまりプレッシャーなどなく心に余裕がもてて、コツコツ取り組める仕事が合っている(適度にヒマな時間があれば尚良し!)、ということがやっとわかってきた。
ただ、編集とかライティングでそういう環境って稀だと思うので、ここ何年か、編集者やってみたんだけど、やっぱ無理だった。
だってコツコツというより、バタバタで、会社にもよるのだろうけど、ひとりでやる作業の種類が半端ない……。(今はそうでもないので楽しい)
そして、長時間労働がきらい。やりたくないというよりかは、これは思想の問題。ばからしい、働くために生きてるんじゃないだろ、と思ってしまう。アーティストとかは別だけど。でも、それって労働ではないと思うので。長時間労働とは違うかなと思う。
みなさんの楽しかった、もしくは楽しい仕事と、ダメだった仕事ってなんでしょう?
週に3日だけ外で働くライフスタイルが最高
派遣の仕事が決まり、東京で働き始めました。
今のところ、すごくいい。
好きなライティングの仕事にコツコツ取り組めて楽しいし、コーヒーもお水も飲み放題だし、オフィスきれいだし、休憩室も完備されているし、残業はしてもしなくてもオッケーな環境で、出勤日も融通が利く。
時給も結構良い。今までの職場と比べると不満がぜんぜんなくてこわいくらい……。
神様、こんなふうに、毎日楽しくていいのですか?
なんだかもう、今までが、自分にとって苦しいほうへ苦しいほうへ、あえて選択してきたのではないか?と思ってしまうほどである。
今のかんじだったら、週5日出勤もイケる!と一瞬思ってしまうほどである。
ただ、せっかく自由がきくので、週5日はやめておく。やりたいことに費やす余力を残しておきたい。
他に在宅でライターの仕事もしているのだが、それだったら、週にもう1日出社したほうが、生活もシンプルになって、自分の書きたいことにも集中できそうだし、家計も落ち着くかも……と思い始めているところだ。
ひさびさに苦しくない職場に出会った。
ただ、いままで幸福な職場に長くいられたことがないので、こわい。でも、いつまで、この幸せさと、収入的にこれくらいの働くペースが守れるかどうか(週5日働かなくても生きていけるか。いや、生きてはいけるよね、冷静に考えて)を試してみたいと思う。
誰でもできる早起きのコツ
今日、久しぶりに早起きをした。と、いっても布団を出たのは6時半。まっとうな人たちからの、そんなの普通ではないか、という声が聞こえてくるようだ。
でも、わたしにとって、6時代は十分に早起きだ。しかも、12月に退職してから、1か月通勤することがなかったので、毎日好きな時間に起きて、好きな時間に寝ていた。当たり前のように、夜型になり、そろそろ昼夜逆転の生活が身に付きつつあった。
そうじゃなくても、わたしは昔から朝が苦手。会社員のころは、家を出る1時間前に起きればマシなほうで、45分前とかもざら。しかも、シャワーは8割方朝に浴びるので、朝ごはんはおろか、飲み物すら取らずに家をでることも多かった。
ただし、特に問題だとは思っていたわけではなく、寝るの好きだし起きられないし、とにかく朝はできるだけ眠りたい!!と思っていた。
そんなわたしが久しぶりに早起きにチャレンジしたのには理由があった。
派遣の仕事の初出社日に寝坊して遅刻をするという失態を犯してしまったのだ。
さすがに、2日連続遅刻はできない。ところが、本当ならその日に仕上げたい原稿があった。しかしPCとスマホの画面に眠る前に熱中してしまうと、目がさえてしまうことが多いため、早めに起きて朝執筆しようと考え、9時前に家を出ればいいのだが、早めの6時に目覚ましをかけた。(布団から出たのは6時半頃になってしまったけど)
そして、もうひとつ、遅刻をして気が付いたことがある。遅起きは、お金がかかるのだ。早めに起きれば、家で朝食とコーヒーを摂り、お弁当、それが無理でも、小腹がすいたとき用に軽食や、飲み物などを持参することができる。
それが、ぎりぎりに起きると、出社前にコーヒーと朝ごはんとお茶を買い、外でランチを摂り、お腹がすいたらサンドイッチとかなんかつまむものを買い……、食費だけで相当なお金がかかる。1日1000円前後違ってくると思った。
そんなことを考えていたら、他にも早起きのメリットが次々と浮かんだ。
・出社前に心の余裕をもてる→午前中の集中力がアップする
・PCやスマホを触るのを朝にすることで、夜ぐっすり眠れて体調がよい
・自宅作業のときも朝から仕事ができれば、夕方から遊べる(遅起きだと終わるのが夜中になることもザラ……)
朝布団でゆっくりしたい誘惑よりもメリットのほうが大きいと、生まれて初めて心の底からそう思えたのだ。
これから朝型になってみようかな、そう思った。
そしたらたまたま見つけた、
早起きの常識を覆したら、毎朝5時に起きられるようになったお話-Six Apart ブログ|オウンドメディア運営者のための実践的情報とコミュニティ
におもしろいことが書いてあった。早起きを習慣にするためのすごくシンプルなコツ。
「1つ始めて、1つやめる」
これで早起きが身に着いたと。この方の場合、
Start 1 thing = タスクを決めて、23時に寝る
Quit 1 thing = TV(を見ない)
だった。
わたしが、昨日行ったのも、
Start 1 thing = タスクを決めて、12時前に布団に入る
Quit 1 thing =スマホとPCを見ない
だった。これで早く起きれた。
まあ、まだ、1日だけどね。でも早起きのメリットが多すぎるので、これからは朝型にシフトしていきます。
朝型になりたい人、「1つ始めて、1つやめる」と、早起きのメリットを改めて考えてみることを、オススメします。
迷ったときはやりたいことを3つに絞ってみるとスッキリする
やりたいことがわからないとき
ヨーロッパのバカンスは1か月とか2か月あるらしいけど。本当にリフレッシュしたいなら、休暇ってそれぐらい必要だよなぁと思う。
今回会社を辞めて、1月の下旬から有給を使用したのだけど、心が落ち着いてきたのは、ここ1週間くらいからだ。
仕事が決まっていなかったのもあるし、わたしが時間の使い方が下手なのもあるだろう。それでも、自分の理想のライフスタイルを目指したいのに、なんとなく動けなくて、ちょっとモヤモヤしていた。
次のようなことをやっていて思ったより時間がなかった。
・前職の仕事の残りをやっていた
・ライターの仕事をやっていた
・彼氏と旅行に行っていた
・職探しや応募
・たまっていた家のことや掃除
・風邪を引いて寝込む
・友人と会う
なんだかんだで毎日やることがあって、自分のために充てる時間があまりなかったのだ。でも、休んだばかりってこんなものだよね……。
それプラス、書きたいことややりたいことの方向性がまだぼんやりしていて、それもうまく行動できない要因だった。
が、前職の仕事も片付き、年末年始の旅行も終わり、職も決まり、風邪も治り、友人とも遊んで気が済んだので、時間をとってやりたいことを納得がいくまで整理整頓してみた。
まずは、やりたいこと、わたしの場合は書きたいことを箇条書きにした。そうすると、なんとなく似ているものごと同士に分類できることが判明。例えば、浮世絵、伝統工芸、日本酒、とかだったら日本文化というカテゴリにまとめる、といった具合。ちなみに、1つ、とか2つで他に類似するものごとがなく重要でないと思うものをは、今回は置いておき、趣味程度にとどめておくことにした。そんなふうにしてまとめてみたら、次の3つの柱ができた。
日本文化にいて書く
働き方について書く
パートナーシップについて書く
いろいろ興味は尽きないのだけど、この3つを柱にしていけばいいのだということがわかった。ブログを何個運営して、どこに何を書けばいいのかよくわからなかったのだが、書きたい方向性を3つと決めて、あわせてブログも3つにした。
そして、以下のようにそれぞれにやることを整理。
1)日本文化にいて書く
・とくに興味があるのは日本美術、食だと改めて認識
・ブログでアウトプットする
・気になるところに足を運んだり、書籍などで勉強をする必要がある
2)働き方や生き方にについて書く(このブログ)
・ブログでアウトプットする
・書籍などで勉強する
3)パ―トナーシップについて
・noteで発信
これらを続けることと同時に、できれば企画の持ち込みなどもしていきたいが、まずはできるものはどんどん発信していくこと。そして、知識をたくわえ続けいこうと思い、ずいぶんすっきりした。
ずーっと何を柱に文筆業をやっていけばいいかわからなかったので、やりたいことが明確って幸せだ!
それから、何かの専門家になったり、ライターという肩書きもあるけど、やっぱりわたしはエッセイストやノンフィクション作家のような文章で勝負できる人になりたいのだということも再認識した。
物事を先延ばししたり、行動できないときって、自分がダメだとか根性がないとかつい思ってしまいがち。わたしもこの1か月、自分をせめていたり、せっかく会社を辞めたのに、何もできていない自分に失望していた。
でも、今思うと、ここ何年かの仕事での精神的疲労、年末年始の忙しさ、職探し、将来への不安が蓄積していて、それを取り除かないと重くて動けない状態だったのかもしれない。
ものごとが少し片付いてきたと同時に、読書をしたり、週末は興味のある場所に足を運んだり、ブログを書いたり、寝まくったり、お酒飲んだり、友人と会ったり、やりたいことをやってしてやっと、充電でき心身が軽くなってきて、やっとこさ、物事を整理でき、動ける状態になれたのだ。
現代社会で自分の本当の気持ちを殺して生きていたら、こんなものだろう。日本の連休ってせいぜい1週間だけど、それじゃあ回復しないよ。
前回、仕事が決まらなくて焦ったことを書いたが、1か月休んでやっと、モヤモヤがとれた。仕事、すぐに決まらなくてよかったと思った。
人生に迷ったときは、やりたいことを3つに絞ってみるのはオススメ。プライベート仕事関係なくとにかくやりたいことをバーっと書き出してね。類似のものごとにわけて、それぞれのテーマを決める、そして、重要度が高いと思うグループのトップ3に絞る。
週5日働きたくない人はどうやって生きていけばいい?
週に5日も働きたくない、きつい~
正社員を辞めたわたしは、もう週5日、フルタイムで働くのは辞めたい、と思った。ずっと、薄々思ってたけど、日常生活のやるべきことをこなしながら週5日仕事するのは自分にとってはきついし、いろいろ勉強したいこともやりたいこともある。そこで、甘々な計画を立てた。
派遣+フリーランスで働いてみよう
そこで、派遣とフリーライターの仕事で、ちょっとペースを落として働いてみようと思った。時給1,500円くらいの派遣の仕事を週4日すれば、1,500×8時間=12,000円。
16日出勤で192,000円。ここから社会保険引かれて、手取り15万くらい。ライターで3万くらいお小遣いかせぎすれば、何とか生きていけるんじゃないか。そんなことを考えていた。
条件は次の通り。
・週4日以内
・土日休み
・残業なし
・通勤1時間以内
・事務か編集アシスタント的な仕事(前職がWEBメディアの編集なので)。
で、探してみるものの、な、ない!!週4勤務とかぜんぜん見つからない……。週3日でも難しい。フルタイムだと1,400円とか1,500円とか結構あるのに。もはや土日休みとか言ってる場合じゃない?事務職に限らず週3~4日で時給1,400円とか1,500円以上ってレア求人。
週4日労働で生きていくのさえ困難な日本
週3~4日で探すとだいたい以下のような感じだ。
・5〜6時間の労働時間→収入足りない
・コールセンター系→土日勤務だし、ひたすらしゃべるとか苦痛なので無し
・補佐的な仕事で時給が安い→収入足りない
・都内で1200円くらいの案件ならある。派遣だと交通費が出ないので収入足りない
3、4件派遣に登録し、条件的に少し妥協して、派遣とアルバイト募集で3件ほど応募したが、2つ落ちてひとつは希望の仕事が埋まってしまった……。3つ全部だめだった。
なぜだ、週に4日働きたいだけなのに……。働かないで生きたいって言ってるワケじゃないのに!(思ってはいるけど!)
こんなささやかな願いが叶わないなんて!もう日本ヤダ。融通きかなさすぎる。とか思いはじめた。
もう歳だから?事務経験ないから(でも応募してるのデータ入力とかだよ)?ダブルワーク希望(ライターと並行しますと言っていた、じゃないと独身でなぜ週3、4勤務って聞かれるので)だから?
もう週3日、ライターがんばってコールセンターとかで働こうなー、3日くらいで通勤短いところだったら耐えられるかも、と思いはじめたところで、やっとWEBサイトの時給1,600円のライティング兼編集の仕事が週3~4日で決まった。
いやー、内心焦ったぜ。週3~4という必須条件があるので、探す範囲を広げたけど、結局私の場合はライティングとか編集関連の仕事じゃないと、自分がやってもいいと思える仕事と需要のバランスを考えると就業が難しいみたい。
接客も過去に経験あるけど、あまり気は進まないし、土日休めないと彼氏と会えないしね。
編集は残業あるし遠い(都内勤務になるので)からからそれ以外でもよかったんだけど。でも、それ以外の自分にできそうな仕事だと時給1,000円くらいで、それじゃあ生きていけないね。どうしよう……と結構焦った。
社員になりたくなくて、土日休みたくて、そこそこの時給で、しかも週3、4日しか働きたくない、接客はしたくないし、事務の経験もない、とか本当、普通の感覚の人からしたら、「それで見つかるわけないだろオマエ何言ってんだよ!」ってめっちゃ怒られる!って思うんだけど、でも、決めたんだよ!好きなように生きるって。今年こそ、好きなことをたくさんして生きようってきめたんだ。
実は、登録までに作品の提出とか、結構細かく職務経歴を入力する必要があり、面倒くさくて先延ばしにしてた派遣で決まった。やっぱり面倒くさがるのはよくないな。
大したもではないけど、少しでも手に職があってよかった。
フルタイムで働きたくないなら、こんな仕事
ちなみに、週3~4日勤務で生計が可能(時給1500円以上の募集がある)で、かつ、比較的だれでもできるような仕事だと以下のような感じ。
・介護職
求人じたいが多いので比較的働く時間や日数を選べる。
・家電やケータイ系の販売員
ただし、週5か土日祝日のみが大半なので、週3~4日というのはかなりレア。過去に探してみたけど、ないことはない、という感じ。
・アパレル販売
こちらも、探せば週3前後であるみたい。
・水商売系
誰でもできるというわけでないけど、とくにスキルがいらないというものではこれも。
あとは、これ以外で、週3~4日の労働で生きていくとなると、やっぱり専門職よね。
クリエイティブ系(自分は結局この中の仕事に就いた)、医療系、とかは週3でもあるわね。時給も高いしね。もちろん週5日の募集をは比べものにならない数だけど。
もちろん、どんな仕事でも超スペシャリストになれば、業務委託や派遣の高時給などでいくらでもフルタイム以外の仕事はあるのでしょうが、あまり働きたくないというマインドを持つ人が、経理のスペシャリストとか、マーケティングのスペシャリストとか、営業のスペシャリストとか?そこまでいくのは難しいかな。
もう少しフレキシブルに働けたらいいのに
ということで、少しペースを落として働きたいという場合は、手に職があるとやっぱり有利。
それにしても、日本、もう少しフレキシブルにならないかな。人それぞれ体力だって違う、精神力だって違う、介護とか、子育てとか、本気で何かの勉強をしたいという人だっている。
それなのに週5日延々(有給だって病欠でひかれるし忙しくて取れなったり微々たるもの)と働き続けないと生きていくのが困難。たった2、3週間休むことも、ペースを落とすこともできないって、つらいよね。何かやりたいことがあったりしっかり休みたいと思ったら、退職するしかない。(もしくは無休で休職)おかしくない?
それか、好きで好きでぜんぜん疲れない!と思える仕事につくしかないのかな。ただ好きでぜんぜん疲れないと思える仕事につくための教育や仕組みはあまり整ってないし、一度進んだ進路と別の方向に行きたいとなっても、軸道修正しづらいのが日本の現状。
ある本の中で、イギリスなどは失業保険が延々もらえるためか、日本では好きじゃない仕事を我慢してしている人がいるというと「そんな人がいるわけないじゃない。意味がわからない」と一喝されたたとか。まぁイギリスにも我慢して働いている人はいるとは思うけど、日本の働き方はおかしいと感じる人は、少なくないだろうな。日本人だってそう思うんだから。
これからどんどん変わるといいな。わたしも変わりたい
愚痴ばかりになってしまったが、日本も少しずつ変わってきたのでほんの少しだけほっとしている。それから自分のぶんだけだったら、貧乏でも、中古とかネットで格安とか人からもらうとかでなんだかんだ欲しいものが手に入るのは日本のすごいところだと思う。
それに自分の理想の暮らしを叶えている人も数え切れないほどいるし!わたしも早くそっち側に行きたい。
週5日働きたくない人は、手に職!そして、根気よく理想の出勤数の仕事を探す。仕事以外では、家賃を節約するしかないかな。実家暮らし、同棲、格安のシェアハウスに入る、家賃の安い郊外や田舎に住む、という方法もあるね。
日本はスーパーマンじゃないと生きづらい
もう10年以上も前のことだ。「片づけられない女たち」というADHD、ADDについての本を読んだとき、自分はコレだ!と目からウロコがおちた。
でも、読み終わったところで、仮にそうであったとしても、ADD(わたしは多動のないADD的傾向が強い)であるからといって、何を、どうすれば、生活がラクになるのか、全然わからなかった。
週5日働くだけで疲れてしまって、身の回りのことができないし、普通に生きられないという思いをずっと抱えていた。
一度だけ病院にも行ったけど、確かにその傾向は強いといわれたが、ウツ?とかに処方されるような薬を渡されて終わった。
しかし、生死に関わるほど困っているわけではなかったので、その後病院は行かず。ただ、ADDやADHDの本を読み続けるうちに、診断がでるかは微妙なグレーゾーンかなーと思うようになった。そして、自分は好きな仕事につかなくては生きていけないということと、カタい職場は向いていないということと、ストレスに弱い、人より少しゆったり生きたほうがいいだろう、ということを何年かかけて自覚するようになった。
そのうち、文章を書いたり編集したりする仕事を始め、年齢を重ねるにしたがって少しだけADD的な症状は少しマシになった気がする。
仕事は大変なのには変わりはないけど、興味がない仕事よりは気持ちがラクだった。
そして、何とか仕事をして、ときたま部屋が散らかろうが、用事を先延ばししようが、待ち合わせに遅刻をしようが死なないし、人より遅かろうが、1日お風呂に入らなかろうが、もうそれがわたしなんだから仕方がないや、と、いつの間にか開きなおれるようになっていた。
最近、アスペルガーという言葉も一般的に知れ渡ってきて、発達障害に関する認知度は少しずつ上がってきているが、今、思うのは、たぶん世間が想像している以上に、発達障害の気がある人は多くて、全然めずらしくないということ。
小中学校の頃から授業がぜんぜん頭に入ってこなかったので、自分は普通ではないと思っていたという友人(親が家庭教師をつけてくれて何とか高校は卒業した)は、やはりADDの症状が強いので病院に行ったほうがいいか?資格取得のための学校も行かなきゃと思っているのに、家にいて動けなくなってしまうことがある、やるべきことをぜんぜんこなせない自分がツライと悩んでいた。
そこから、友人知人の中で、あの人もADHD的だ、あの人はアスペルガーで訓練所に通っている、とかいう話になった。
2人の知人や友人以外でも、例えば編集とかそういう仕事をしていても、遅刻したり、先のばし癖があったり、ADAD的な人やメンヘラっぽい人にも結構遭遇する。(本を読み漁ったので今ではそれらしい人はわかる)
週5日、バリバリ働いて、家事もこなして、という人がいるのも事実だけど、35年間生きてみたら、発達障害グレーゾーン的な気質で、自分と同じようにフツーの生活をひいこら言いながらなんとかやり過ごしている人も、想像以上に多かったのだ。
むしろ、全世界の人たちを調査したら、週5日働きそこそこ残業して家事や用事や人付き合いをそつなくこなすことができる人のほうが少ない気がするんですけど?(ときおりわたしみたいなダメな人のほうが普通じゃない?とまで思う……)。
「いやいや、類は友を呼ぶというではないか、あたなたのまわりにはいても、わたしもまわりにはいませんよ」という人もいるかもしれないが、世間からわかりづらいところでいうと、働くのは向いていないと見切りをつけ専業主婦をやっている人は結構いるんじゃないかと思っている。他、水商売やっている人の中にも多いのでは?という印象だ。
また、多少不器用だったり発達障害の気のある人たちにとっては特に、他の人たちにとっても、昔は専業主婦が成り立つので、家事は家事、仕事は仕事と、男女それぞれがひとつの役割をこなしていればよかったし、結婚の年齢も早かったし。そんな家庭が大多数だったものの、今は違う。ひとりで何役もやらなくてはいけない。
それなのに、いまだに類まれなる社会適応能力をもつ人に合わせた長時間労働や週5日労働の社会構造になっていることに、全然納得できないし、理解ができない。結婚して、残業もして、家事をしっかりこなして、飲み会にも参加して人付き合いもそつなくこなして、要は今の日本はスーパーマンじゃないと生きづらいのだ。でも、世間が思っている以上に精いっぱいの人は多い。これだから未婚率減らないし、過労死もなくならないと思うのはわたしだけだろうか。
物欲から解放された3つの理由
最近、ふと思った。今、欲しいもが何もない、と。
確かに、欲しかった洋服やら本やら食器やら、手にしたときの幸福感は悪いものではないし、本当に気に入ったものはいつみてもわたしを幸せにしてくれる。
でも、物欲から解放されるって、すごくラクだ。とても満たされていて心が落ち着いている状態であるのもうれしい。
物欲から解放された理由は3つ。
第一に、年齢。
若い頃はとにかく洋服とかファッション関連のものが欲しくて仕方がなかったしもっときれいになりたい!とかそういう煩悩が絶えなかったが、年を追うごとに減っていき、今年の冬なんてユニクロとか、あとは露店で見つけた掘り出し物ののニットとかを計3着くらい買って、もういっか、と思った。このときは自信のなさや彼氏のいないさみしさをモノで埋めようとしていた気がする。
第二の理由は、彼氏。今、わたしは彼氏がいることで心と胃袋と自己掲示欲が満たされている。彼氏は年上で稼いでる人なのでおいしいものを奢ってくれるのでとてもありがたい。また、イケメンでもないし、年上なので、着飾らなくてもいい=余計なモノが欲しくならない。やさしくて愛情表現もしてくれるので自己掲示欲も満たされていて、余計なモノで心を埋めなくて済んでいる。
第三、ストレスがない。上のふたつはここ1年くらい前からそうだったが、今、物欲のなさを確立させた決定的な理由はこれだろう。
会社を辞めてストレスがなくなったのだ。
休みに入って、3週間がたった。その間、在職中に終わらなかった残りの原稿を書いたり、ライターの仕事をちょこちょこやったりはしているものの、どこかに出社するわけではなく、旅行に行ったり、友達にあったり、家でダラダラしたり、と、久しぶりに充電できた。
勤めている頃は、少なからず、あの本が欲しいとかあの洋服がほしい、ブーツが欲しいとか少しは欲があったんだけど、なんか、休んでいたら、まったくなくなってしまった。
このときは、足りない時間をモノで埋めようとしていた気がする。
やっぱり、心を満たされると余計な物欲から解放されるんだね。
ずっとこんな感じで生きていけたらいいのに。あ、欲しいものをはフツーにあるけどね。手に入ったらうれしいけど、でもなくても別にいいやって感じ。