女ひとりでスシローに行ってみた感想
昨日、むしょうにお寿司が食べたくなったんだけど、あまりお腹が減ってなかったのと、体調が優れなかったので、夜は軽めにして早く寝た。
んで、今日もあまり具合が良くなくてどうやら風邪気味らしいということに気が付いた。んで、風邪気味なんだけど、今日もむしょうにお寿司が食べたい。いや消化によろしくないんじゃ?と思いつつ、やっぱり食べたい。どうしても食べたい。いいや、食べよう、きっとカラダが欲しているのだ。
女ひとりでスシローに行ってきた
ということで、生まれて初めて、回転寿司に一人で行ってきた。あ、もちろん、カウンターの寿司屋も一人で行ったことないけど……。
最寄り駅にスシローがあることは知っていたが、初めての入店。ってか、スシロー自体初?
おひとりさま回転寿司かぁ、緊張ってほどでもないけど、ほんのりドキドキって感じで入ってみたら、びっくり。まず、広い。店内では、テーブル席とカウンター席があり、女性のひとり客は私だけじゃなかった。
ってか、ファミレスみたいな雰囲気で、ひとりでもまったくもって気にならない。
女子高生が何人かで来ててハッピーバースデー歌ってたり、オジサンは一人でちょいと食べて500円くらいの会計帰ったり、OLさんが一人で利用していたりするし。めちゃフレキシブルに使えるじゃん、スシロー。
豊富なメニューと、人件費削減のための?効率的なシステム
そして、回転しているもの以外で何か食べたいときは、タッチパネルでピピッとオーダー。
勇気を出して「あ、あのー、カンパチを」なんて声をかけてみたものの、あ、声が届かなかった…なんて自体も防げる。
お寿司はすべてさび抜きになっていて、自分でつける。それから、お茶、お箸はテーブルから、お絞りやスプーンなどは、テーブルわき、というか、ベルトコンベアの上に置いてあってこちらも勝手に取る仕組み。徹底的に効率化されてる。
メニューを見ると寿司の種類はまぁ、一通りある。サイドメニューは、茶わんむし、枝豆、味噌汁、から揚げ、フライドポテト、それから、小ぶりのうどんとかラーメンもある。
お酒も、ビール、ハイボール、レモンサワー、ワイン、熱燗、日本酒。あ、今日は飲まなかったけどね。かぜっぴきだから。それから、コーヒーとかデザートまであった。
気になる寿司の味は?
うーん、そうか、今時の回転寿司はもはやファミレス化していたのか。なるほどふむふむ、とか思いつつ、お茶を入れ、まずはマグロを。普通に美味しい。シャリもネタも小ぶりといえば小ぶりだけど、これくらいの方がいろいろ食べられていい。
次は、さんま。さすが旬だけあって美味しい。国産の天然ものらしい。これで100円はなかなか。
テーブルに置いてあったPOPなんかを見ると、築地の仲卸さんから仕入れたり、なんかよくわからないけど、卵焼きで有名な業者の伝統的な卵焼きを使ってたりとか、今時はやはりチェーン店でも食材にはこだわるのね。
続いて、サーモン、いか、生えび、かつおと本マグロが美味しい。いくらは…さすがに粒は少なし小さかったな。ガリは美味しく、最後は茶碗蒸しまで平らげた。ごちそうさま。
まさに、江戸時代からのファストフード
それにしても、寿司って高級なイメージだけど、江戸時代はファストフードだったんだもんなぁ。カウンターの寿司よりも、オジサンが多いイメージの初期の回転寿司よりも、こんな風に誰もがひとりで気軽に入れて(江戸時代は屋台だったらしいけど)、食べたいだけさくっと食べて帰れるこのスタイルは、意外にも江戸時代の寿司のイメージに近かったりして。それを思うと原点回帰?
違うのは、タッチパネルか。このタッチバネル、注文の商品がベルトで運ばれ自分のテーブルに届くとき、「ご注文の商品が届きました」みたいな感じでしゃべるの。びっくり。どういう仕組みになっているの?
さて、9皿のお寿司と茶わん蒸しで、お会計。
タッチパネルで店員さんを呼んで1200円(だいたい)になりますといわれ、渡された札をもってレジへ行くと、なんと、レジまでセルフ。
最新技術を駆使して提供される江戸時代からのファストフードなのであった。