会社員、卒業してみた。

WEBメディアで働いてます。派遣社員です。好きな仕事をして幸せに、いい意味でラクに生きるためのティップスやコラムをつづっています。

このブログについて

f:id:gerdamonroe:20170918190308j:plain

■自己紹介

専門学校を卒業後、少し遅れて就職するも1年足らずでやめてフリーターに。その後は事務職→接客業→ライターを経て→WEBメディア編集者。2016年末からは正社員をやめて、派遣で週4日WEBメディアの編集の仕事するかたわら執筆活動を行う。このブログではスローライフ、働き方、読書の記録などを綴っています。

モットーは、「好きなことをしてリラックスして生きる」。趣味は、読書、旅行、アート鑑賞、お酒を飲むこと。

■わたしの今までと、わたしがブログを書く理由

このブログでは、生活に関するティップスや読んだ本について綴っています。

わたしは、子どもの頃からとてもふわふわした女子でした。でも本や映画や雑誌が大好きで、波はありますが物心ついたときから生活に活字というものが欠かせなくなっていた気がします。映画も好きで学生時代や20代の頃は毎週レンタル屋に通っていました。最近は忙しくて映画とは距離ができてしまいましたが。

専門学校を卒業して、みんなが就職活動をしているのを不思議に思ってみていました。そんなにみんなやりたいことがあるのか?という気持ちと、とりあえず、就職するという人ももちろんいて、そんなにやりたくないことにどうして、そんなに力が注げるのか?と思っていたのです。

わたしが2年制の専門学校を卒業した頃は、就職難のピークで、もう少しカンタンに就業できる時代だったら、正社員というものも、もう少し軽く思えたかもしれません。でも、やりたいこともわからないのに、熱を入れた志望動機を書くことができませんでした。でも、就職の面接に何がやりたいかって必ず聞かれますよね?学校卒業したばかりの分際でそんなのわからないよ、というのが正直な気持ちでした。

そんな子供だったので、もうそのときすでに、生きづらさ、みたいなものを抱えていて、あー作家みたいに好きなこと書いて生きていけたらいいのに、なんてふわふわと考えていました。今でもそう思っていますが。

その後は、一度正社員になってみるも、とにかく、興味がないことは継続できないタチのようで1年もたずに退職。その後は事務やコールセンター、短期のアルバイトなどを点々としておりました。

20代半ばに、短期バイトの仕事で赴いた携帯ショップで、こういうところで働くのはできそうと思い、応募。OLっぽい制服を着て4年くらい働きました。辛かったけど、この仕事では人に恵まれ、そこそこ遊ぶ時間もあり、少しは精神力が鍛えられたし、今思えば楽しかったです。

この頃、書く仕事がしたいとう欲望が出てきたのと、わたしの人生を救ってくれた「WEBメディア」というものが続々誕生しました。

今まで書く仕事や編集の仕事というのは、大卒以外ほとんど応募は不可能な出版社やブラックオーラ満点の編プロや、そのどちらも当てはまる広告代理店がメインでしたが、そこにWEBメディアという新参者が現れたのです。

ライターの短期講座に通い、あるサイトにライターの営業メールを送りわたしはWEBメディアのライターとして一歩を踏みだしたのでした。

そして、アルバイトをしながら数社でライターの仕事をしていた最中に最初にライターをしていた会社から編集もやらないか?と誘われ、編集者として働きました。社会性が乏しかったわたしですが、まぁまぁ好きだったことと、この頃30歳を超えていたのでさすがに、ふわふわ感から少し脱し、少し社会性がついていた頃で、なんとか2年半ほど働かせてもらいました。

その後は、違うジャンルのWEBメディアへ転職するも、忙しかったのと、数年ライターや編集をやってきたけど、やっぱり自分の意見を書きたいなという気持ちが強くなり、執筆活動や執筆のために色々なものを見たり足を運んだりする時間が自分には必要不可欠だ、という気持ちと、やっぱりもう少しふわふわする余裕が欲しい……という想いでいっぱいになり、退職。

その後は、もう正社員にはなるまいと決意し派遣で週に4日働く傍ら、書いたり、読んだり、遊んだり、のんびりしたり、という生活をしています。

というわけで、20代の頃はやりたいこともわからないし、仕事はどれをやっても、熱を入れられないし、どうも、本当は苦手なんだけど仕方なくやっている感を抱えて過ごしてきました。

週に5日満員電車に揺られて通勤する生活をなぜみんな普通にできるのかが今でも不思議なんですが、そういう生活が自分はスムーズにできないんだということもだんだんわかってきて、途中からフリーランスで働きたいなと思うようになりました。

ただいろいろやっているうちにライターという仕事は本当にやりたいこととはちょっと違うかも(なりたいのはエッセイストやノンフィクション作家に近い)と思いはじめ、そんな気持ちでフリーで稼ぐことは難しく今の生活に落ち着いています。

すごくざっくり書きましたが、やりたい仕事探しも、お金のことなどでものすごく迷って、悩んできてときには涙を流しました。でも、わたしだけではなく、まわりを見まわしても、ネットの中にもそういう人ってわんさかいると思います。

これは、働いていれば大変なこともある、イヤな仕事もある、とかそいうレベルの話ではありません。

普通に働くだけで、ぐったりして何もできなくなってしまうとか死にたくなるけどなんとか続けているとか、何をやってもつらくなり仕事が続かない、普通に働くができなくてなんとかバイトで食べてるとかアウトローな仕事から抜け出せなくなったとかそういう人のことを言っています。

それなのに、会社や社会が「体力があってビジネスが趣味」みたいな人のキャパにあわせてまわってしまっているのは、今でもおかしいとわたしは思っています。不景気なせいもあるし、もちろんすべての会社と職種がそうというわけではないと思いますが。

でも、そんなふうに社会に出てただ働いているだけでしんどい、社会に出てただ働くということができない状態をどう解決するか考えたとき、とにかく、必死で楽しくもしくは、苦しくなく生きられる場所や環境を自分で探したり作ったりするしかないんだと思います。

大変な世の中だけど、選択肢は確実に増えているし、情報の量も半端ない。あきらめなければ、誰でもそれなりの理想の生活を手に入れられる時代なんじゃないでしょうか。

それを伝えたくて、自分でも忘れたくなくて、このブログを立ち上げいろいろ綴っていたのですが、だんだんと、やっぱりいいたいことは「必死で自分が楽しく、もしくは苦しくなく生きられる場所や環境を自分で探したり作ったりするしかない」に限ると思い、今度はじゃあそうなるためにどうしたらいいのかと考えました。その結果、自分はすごく本に助けられてきたなぁと思いました。それで、このブログで読んだ本について紹介していけたらわたしは楽しいし、ちょっとあ人の役に立つことが書けるのではないかと思いました。

わたしは悩んだときや迷ったときには本やさんに行きます。本は解決策だけでなく、自分が知らない色々な世界を見せてくれます。 リラックスする時間もやる気を奮い立たせる時間もくれます。

そして、本を書くという仕事をする作家さんたちが(もちろん仕事だから大変なこともあるし、誰でもなれるわけじゃないのかもしれないけど)、好きな物や興味のあることを追求し続けている姿は、わたしにとって理想の生活。そんな世界にふれていられるのもまた本なんです。

本が売れない時代と言われているのも、とても寂しくて、本好きとしては、1人でも多くの人が本好きになってくれたうれしいなとも考え、読書の日記を中心に綴っていくブログにしようと思いました。

■現在よく読む本

紀行文、エッセイ、ノンフィクションが圧倒的に多いです。国内外の旅行紀、飲食関連の本、生き方指南的なものや、神社仏閣についての本、エッセイなど。今は小説はあまり読みません。好きな作家・憧れの作家さんは、星野博美酒井順子平松洋子沢木耕太郎宮田珠己(敬称略)などです。

■将来の夢

作家になり壁一面好きな本に囲まれた部屋で仕事することです。

 

■当サイトについて

Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています>

当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

 

Google AdSenseに参加しています>

当ブログでは、Google AdSenseによる広告サービスを利用し、ブログに訪れたユーザーが閲覧する他サイトの利用状況に応じた広告を自動で配信しています。Google AdSenseではユーザーのインターネット利用における自身のサイトや他のサイトへのアクセス情報に基づいて、ユーザーに適切な広告を配信しています。情報提供を望まない場合は、Googleのポリシーと原則のページより、Cookieオプションを使用しないように設定することができます。

心の迷いが消えたゾウの言葉。数年前のベストセラーに励まされる

f:id:gerdamonroe:20170918233947j:plain

累計200万部以上のセールスを記録してるベストセラー『夢をかなえるゾウ』。

ものすっごく、今更感がありますが、なーんか調子でないなーと思っているときに読んでみたら、おもしろかった一冊。やっぱり流行っているものは流行るだけの理由があるんだなぁと思った。

■関西弁をしゃべり、あんみつをむさぼるゾウの神様

さえないサラリーマンの前に現れたのは、インドのゾウの神様ガネーシャ。関西弁でしゃべり、たばこを吸い、怒ったり、泣いたりとまったく神様らしからぬガネーシャが、うだつの上がらない”僕”に、成功の秘訣を教えていくというストーリー。ドラえもんのび太のような、とくに斬新な物語というわけではない。ついでに、成功の法則も新しいものというわけではない。実際に本書でガネーシャは、自分がいうことは今までたくさんの人が本に書いてきたと言っている。

それでも、手にとってよかったと思えた本なのだが、その1番の理由は、とにかくガネーシャのキャラがおもしろいところ!

成功哲学よりも、どちらかというとガネーシャが次は何をやらかすのか知りたいという思いでページをめくっていたと言っていい。

まず、ぐっときたのが、成功の秘訣を教えるにあたり"僕"から差し出されたあんみつに夢中になるシーン。

「なんやこれ、めっちゃうまいやん。めっちゃうまいやん!」

とむさぼり食う。さらには、すぐにもう1つあんみつを持ってきた"僕"に

「ええのん?」

と一言。そして、

ガネーシャは、わあっとあんみつに両手を伸ばしてすぐさま蓋を開け、スプーンを突っ込んだ。先ほどよりさらに勢いを増してあんみつを食べている。「うまぁ、うまぁ」と目を細めてあんみつを口にかきこんでいく。
またたく間に、容器は空になった。
 僕はその様子をじっと見守っていたが、ガネーシャはあんみつを食べ終わると、ふうと一つため息をつき、こう言った。
「自分、いきなりホームランやで」

このあたりから、ガネーシャの魅力に引き込まれていった、わたし。単純といわれればそれまでなのだが、ゾウの神様が関西弁であんみつをむさぼるなど、誰がわざわざ想像しようか。

また、ガネーシャは、世界中の多くの偉人を導いてきた神様でもある。マイケル・ジョーダンについても、

「そや。あの子なんやけど、一時期、急にプロ野球に転向したの覚えてへん?ワシが『やめとき』て言うたのに『同じスポーツやからイケると思いますわ』言うてな。無邪気な子やで。でもその年の結果は打率二割0分二厘や。まあ頑張った方やけど、第一線で活躍できる数字ちゃうわな。まあでも、ジョーダンくんのすごいんは、そのあとまたバスケに復帰してブルズを優勝に導いたとこなんやけど」

なんて調子。偉人たちのためになるエピソードがとっても親しみやすく紹介されているのもこの本の魅力の1つだ。

■成功へ導くガネーシャの課題

さて、「靴を磨く」「コンビニで募金する」などからはじまり、次々に成功するための課題を”僕”に出すガネーシャ。そして、反抗しながらも課題をこなす”僕”。

そして、この”僕”に出される課題が、読者への課題でもある。といっても、特別に目新しい内容ではないのだが、偉人たちのエピソードや、なぜその課題が成功につながるのか、ガネーシャのフレンドリーな関西弁でとてもわかりやすく書かれているのが特徴。偉い人が難しい言葉で語るのと違って、ガネーシャに叱咤激励されながら読んでいると、いろんなことが心にスッと入ってくる。

たくさんの課題があるので、中にはこれはすでにやっているなという課題もあり。また、すべてを同時こなすのは難しいかもしれない。

ただ、今回自分に響いたものがあったので、それを守り続けていこうと思っている。例えば、次の3つ。

人の成功をサポートする

自分の夢をかなえることが同時に人の夢をかなえることになれば、みんなが応援してくれるやろ。そういう夢思い描くためには、人の持ってる欲や人の持ってる夢に注目せなあかん。

ガネーシャ。焦っているときとはうまくいかなないときほど、自分のことばかり考えてしまうものだけどね、自分の夢が人の夢をかなえることにつながるなら、これはすごくパワーがでそうだ。

「あきらめんかったら、絶対見つかるから」

あと、心に刺さったのが「求人情報誌を見る」という課題での言葉。

自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで」

「それが見つかるまでは、絶対探すのやめたらあかん。あきらめんかったら、絶対見つかるから」

かつては仕事に迷っていたが、やっぱり書く仕事で生きようと決心するも、今度は書きたいテーマや媒体探しでさまよっているわたし。ときに短期講座に通ってみたり、いろいろ自分なりに足を運んだり、書いたりしているのもの、どうもコレだ!というものに出会えず。ライターも進んでやる気がないし(わたしがなりたいのはエッセイストに近い)、どしようと思っていたのだが、このガネーシャの言葉に、自分は間違ってないと思えてとても励まされた。

いいんだ、すぐに見つからなくても、わたしはこのまま探し続けていていいんだと、”迷ってていいんだ”と迷いが消えた言葉だった。
あとは、シンプルに「明日の準備をする」という課題をちょっとがんばってみようと思った。いつも朝バタバタ、余裕ない気持ちで出社、結果なんとなくさえない1日みたいなパターンが多いので。反省。

ほかにももちろん、たくさんあるんだけど、心に残ったものを3つ挙げてみた。

■自分の心にささる課題からやるだけでもいいじゃないか

きっと、この本を読んだ人がそれぞれこの課題は自分に必要かも、とかこの課題ならできるかも、など、気になるガネーシャからの課題が出てくるはず。それを2、3、やってみるだけで新しい人生が始まるんじゃないかと思わせてくれる本だった。

ちなみに、最後のガネーシャの”僕”へのメッセージもすごく好きで、思わずホロリとしてしまった。気になる人はぜひ手にとって彼からのメッセージを受け取ってほしい。

知的好奇心を刺激されまくり。酒井順子さん著の読書エッセイ

f:id:gerdamonroe:20170916123531j:plain

 

最近、読書熱が止まらない。

 

普段から、常時読んでいる本や読みたい本のストックはあるものの、ここのところ家事や人と会うなどのやらねばならぬこと以外は、ずっと本を読んでいた。

■読書熱のきっかけとなった、読書好きにはたまらない書評本

そのきっかけとなったのが、酒井順子さん著の『本が多すぎる』という一冊。

酒井順子さんのもっとも有名な著書といえば、30歳オーバー、独身、子なしに対する世間の目と、ご本人を含む彼女たちの日常をつづったコラム『負け犬の遠吠え』。女性の日常と腹の中を、冷静かつ軽快に見せてくれるコラムは、一回り未熟であるわたしでも、いつ読んでも笑えて、共感できて、何より、読み終わるとスカッとする。

『負け犬の遠吠え』以来ファンで多くの本を読んでいた。ただし、ここ数年、もしくはそれ以上前から、忙しさにかまけて、本を読むペースじたいが減り、酒井さんの本を読むのは年に1、2冊とペースダウンしていた。

その間に、女性向けのコラム以外にも、鉄道の本、旅の本、日本文学に関しての本など、さまざまな分野での著書を出されていて、半年ほど前からだろうか、少しペースアップして手にするようになっていた。

そんな酒井さんの作品を読んでいると、紀行作家の宮脇俊三さんの著書や古典文学作品など、ほかにもさまざまな本たちが登場しどれもとても気になっていて、いつか読もう、と思っていたのだが宮脇さんの本も酒井氏は現代訳されている枕草子もいまだ手にせぬまま。 そんな中みつけたのがこの本なのだ。

 ■読書の魅力がたっぷりつまっている

酒井氏が読んだ本がひたすら紹介されているエッセイなのだが、ページを読む手が止まらないとはまさにこのこと、とという状態に陥り、500ページ以上もあるのに飽きることなく読破。数え切れないほどの本が酒井氏の素直な所感を交えて紹介されていて知的好奇心が刺激されまくりだった。

まえがきには、意外なことに酒井氏ご本人は本を読むという行為に対して劣等感を抱いていたとある。 それでも、

 

記憶力や読解力や知的好奇心の高低を問わず、あらゆる人に別世界にワープする喜びを与えてくれるという、それは実に平等な娯楽なのです

と、読書の魅力を語り、また

ある本を読んでいたら別の本についてのことが書いてあって、それを読んだらまた別の本が読みたくなって……、と芋づる式に読みたい本が現れたときの嬉しさよ。そんな「読みたい」本が枕頭にそして机の上にある時は、「約束された幸福な未来」が、本の形をとってそこに存在しているようではありませんか。

と、読書好きなら誰もが経験する至福の瞬間を語る。 そんなふうに語る通り、この本にも本がもたらす「約束された幸福な未来」がつまっている。

タイトルの通り数え切れないほどの本が紹介されていて、全部読みたくなるし全部紹介したいので、ぜひこの本を読んでください、というのが正直な気持ちなのだが、せっかくなので好奇心をそそられた本をあげてみた。

■女性が選ぶ、女性の生き方本

『ミスアドヴェンチャー』

 

生きることのリアリティが感じられる本

生きるってこういうことなのだぁ

と酒井氏が言っている通り、イギリスの50代・独身・派遣社員の女性のごく普通の、ぜんぜん劇的じゃない人生をつづった本。普通、というか、一見するとさえない日常の中にある幸せに気づけるかも!?

ほか、酒井氏は、当時は斬新を通りこして過激だったのではないかという、男尊女卑時代のリベラル本であり、福澤諭吉著の女子向けの教育書『女大学評論 新女大学』や、なぜ諭吉がそのような思想にいたったかを綴る『福澤諭吉と女性』も読んでみたい。

■酒井氏独自の視点で選ぶ本

『あんこの本』

この本を見て、「行ってみたい」「食べてみたい」と私が思った"打率”は、他のガイド本の比ではない、驚異的な高さだった

 

読むにつれてあんこへの私の尊敬の念は、どんどん深まっていった。

「あんこへの私の尊敬の念」……。シンプルなタイトルと酒井氏の絶賛ぶりにそそられる。表紙も印象的!

ほか、落語にでてくる人たちの、死や人生の苦境に対しても、あっけらかんとしている理由がつづられた『落語の国からのぞいてみれば』なども気になるところ。

■こんな本があるなんて!仰天本

『音をたずねて』

きのこ図鑑とかならまだわかるが、き、きのこ文学の本などがこの世に存在したとは! 表紙がおしゃれでびびった。

著者とのうれしい共通点

また、この本では、酒井氏の日記形式ということや、読書というごく日常的な題材にしてることもあってか、今までに知らなかった著者の一面を見ることができたのが、ファンとしてはもっともうれしかった。

例えば、ノンフィクション作家の星野博美さんの著書『島へ免許をとりにいく』や『迷子の自由』が紹介されていたのだが、わたしは、星野さんのファンでもあり、そしてなんと、本書で酒井さんも星野さんのファンだということを知る。

友人でも星野博美さんを知っている人はなかなかいないので、非常に個人的な感想だが、憧れの方とのまさかの共通点にうれしいを通りこして、感激!

 

無駄遣いをやめる超簡単な方法

f:id:gerdamonroe:20170911150204j:image 

■時間やお金がないという悩み

 

金、金が欲しい。ついでに時間も欲しい。8月は家族の行事やら旅行やら、その準備やらで忙しく、ブログ書かなきゃ、企画書かかなきゃ、売り込みもしたいし、本も読みたいのに時間がない!そして勉強やリサーチ兼ねて行きたいところもたくさんあるのに、金がない!

 

という思いで過ごしていた数週間。忙しさのピークからも開放されていたはずなのに、ちょっと憂鬱な日々が続いていたのだ。

 

わたしの目標は作家になること。それまでにやらなきゃいけないことややりたいことは多いし、ゴールはまだ全然見えないのに、仕事が終わったあとにせこせこ作業する生活はいつまで続ければいいのだろう、と思ってしまった。(ちなみに、作家といってもなりたいのは小説家ではないのでコンクール入賞を目指すという方法ではない)

 

■「お金がない」から抜け出す考え方を教えてくれる本

 

そんなことを思って鬱々としていた気持ちをスッと消してくれたのが、この本。

 著者であるマンガ家が、お金に縁がない自身についてと一般の方の悩みを聞きながら、心屋さんより、お金を引き寄せるための考え方や行動を教えてもらう、という内容。

 

結論からいうと、目からウロコだらけで、お金への不安な気持ちやお金ない=不幸みたいなものが著しく下がった。完全にゼロじゃないにしても、どうしよう……とか自分はお金がない、ついでに時間もなくて辛い、というネガティブな気持ちがなくなったのだ。普通に生活してるし、やりたいこと結構できてるじゃん、と冷静な気持ちに戻り、本を読む前より、少しポジティブにしてくれた。

 

お金が欲しい人はもちろんだけど、好きなことで食べていくにはどうしたらいいか、とか、夢とお金という現実問題に悩んでいる人にも、とてもおすすめの本だ。

 

■ムダ遣いをなくすには?

 

中でもグッときた箇所がこれ。

 

好きなことものだけ選ぶようにするとムダ遣いはなくなる

 

 

 ムダ遣いとは、なんとなくの気持ちで自分の欲求を満たしている場合のことである、と心屋さん。なんとなく誘われて、お腹空いてるから、安いから、など、自分のなんとなくで選ぶことって少なくない。

 

でもたしかに、好きを基準に、本当に行きたい、本当に会いたい、本当に食べたい、で選び、心の底から満たされれれば、それじたいもう、ムダ使遣いでなくなるのだ。

 

さらに、ムダ遣いをやめると、ムダな行動も時間も減る、そうすると本当にやりたいことや必要なものが入ってくる余裕(お金や時間)ができるのだ。

 

また、

 

「元がとれるかどうか」で何かを安いほうを選ぶということは、好きか嫌いかという自分の気持ちを無視している

 

という箇所にはちょっとドキッとした。自分の気持ちを無視するって、そうすると、たぶん、お金だけじゃなくて、仕事もそうなりそうだし、仕事でそうなると、結局好きな仕事でお金を稼ぐということもできないわけで、お金も入ってこなさそうだし、これはやめなきゃいけないなぁと思った。

 

そして、

 

損してもいいから好きなことをやる!そういう考え方をしていると自分の意識のテンションがどんどん上がるのよ

 

で、自分のテンションが上がってくるとお金周りがすごく変わってくるワケよね

 

 ついでに、好きなものに囲まれていれば、テンションも上がるので、人生に対するモチベーションも上がる、という+のスパイラルに入っていけということらしい。

 

まあ、たぶん、これだけで金持ちになれるわけじゃないけど、いいことだらけだとは思う。

 

確かに、いろいろなことを損得やなんとなくで考えいると、それが本当にやりたいことの邪魔になるし、そうなると成長やお金の流れが、止まってしまうだろう。

 

なんとなく、をやめる、これだけで、お金や人生の流れはずいぶん違ってくるだろうと思った。

■超貧乏なときはどうすればいいか?

 

でも、欲しいものがありすぎて、ぜんぜんお金足りないときはどうするか?誰でも、一度や二度、超貧乏な時ってありません?わたしだけかな。これは本には書いてはなかったんだけど、ちょっと自分で考えみた。

 

たぶん、本当にほしいものを1つだけ買う、とか本当に欲しいものの中で価格の許す限り買うのがいいのだと思う。あと、食事も一日一食は好きなもの食べる(ムリなら一週間に一回)、とか。あと、人にお願いするとか、どうしてもというものは、借金して手に入れてもいいと、個人的には思う。本当に欲しいものなら。

究極にお金がないときとか、無職であるとかそういうときって「とにかく今は1円も無駄にできない」みたいになりがちだけど、それって、本当、生きるモチベーションややる気は下がるし、つらいものだし、そんな中、成長するのは難しい。

 

ちなみに、本書では、こんなことも言われていました。

 

お金がない時っていうのは「好きなことができない時」じゃなくて「本当に好きなことしかできない時」

 

そして、お金がい時は、 好きなもので身を固めるチャンスーーとも。

 

この発想はなかったので、まさにウロコだった。でもいわれてみればそうだ。それこそ、ムダな時間とお金を使わず、本当に必要なものを吟味できるチャンスなのだ。

 

■好きなことややりたいことを積み重ねることの大事さ

 

この本を読んで、鬱々とした気持ちに光が見えはじめ、その日は、今日は家に帰って何もせずにビールを飲みたい!スシ食いたい!奮発した京樽の寿司1000円!とビールを楽しんで、気分上々。いつもなら、あれやらなきゃ、これやらなきゃと思っていたんだろうけど、今日は自由に過ごしたいから自由に過ごそう!と。

 

そうやって、小さくても本当にやりたいことで、毎日を重ねていくことが大切なんだなと思った。大切なことや自分を幸せにしてくれるものを再認識させられた。(毎日酒を飲むわけではないよ)

 

結局、憂鬱になっていたのも、我慢を重ねてしまって、お金だけでなく、これは、将来のためになるか?と、損得で考えてばかりいたから苦しくなったかも。なんか本当、行動も考え方も狭くなるし……。

 

そんな気持ちをリセットしてくれたこの本、定期的に読み直したい本の1つになった。

もと二ートのphaさんが、しっかり働いていた

f:id:gerdamonroe:20170909123514j:plain

 

 

『二ートの歩き方』の著者で知られるphaさんのブログを購読している。

 

pha.hateblo.jp

 

最新の日記では、彼の執筆した記事のお知らせがあり、最後に、こうあった。

 

最近仕事ばかりしてるなあ……。他に別にやりたいこともないしいいか。


最近仕事ばかりしてるなぁ⁉ 3年だけ働いたのち、二ートをひたすら続け、本を出し、それでも、必要最低限のお金で、マンガやネットをむさぼり続けたphaさん。その後はホンを執筆したり、メディアに寄稿したり、シェアハウスをつくったりしていたが、いよいよこんなセリフがでたのだ!

 

非常に感慨深い。

 

phaさんが有名になった当初は、なんで働かないんだ?とか、働かない人が増えたら国がほろびるとか、ただ怠けてるだけでは?とか、心の病気なのでは?みたいな内容のコメントも少なくなかったと記憶している。

 

ところが。

 

やりたいように生きた結果、おそらく自分の中でもっともストレスフリーなかたちで、phaさんは働きはじめた。人間て本来そういうものなんだと思う。批判コメントを残した人たちに「どうだ!」っとひとこと言ってやりたい。といっても自分が何かをしたわけではないが。

 

それだけじゃない。

 

少し前のphaさんのブログで、こんなことが書いてあり、驚いたことがあった。

 

 

東京に来てからよく会うようになった人たちは自分よりもっと生きづらそうな人間が多く、なんとなくそういう人たちの集まりが自然に形成されていった。
家のない奴を家に泊めたり、金のない奴に金を貸したり、警察に保護された奴を引き取りに行ったり、病院に運ばれた奴を引き取りに行ったり、家中の刃物を隠したり、家中の酒を隠したり、自己破産の相談のため法テラスに行ったり、生活保護の申請のためNPOに相談したり区役所に行ったり、死んでしまった奴の葬式に行ったり、消えてしまった奴の部屋を片付けたり、そんな感じのできごとが東京に出てからたくさんあった。

 

これって、十分、仕事じゃないか。しかも、誰にでもできるものじゃないし、見返りもないのに……。すごい、って思いません?

 

仕事=お金をもらうこと、ではないのだと改めて、思った。

 

逆に、お金をもらうためには、あくせく働かなくてはいけない、というわけでもないのだろう。

 

phaさんが二ートをしながら、ネットで知り合った人や読者にいろんなものをもらてっいたし、「お金をもらうこと」と「仕事」は、必ずしもリンクしてないんだね。

 

phaさんはいろいろなことを証明してくれた。

 

あくせく働かず、のんびりしてても生きられることと。

 

働かないことを肯定しはじめたら人は怠惰になり国が亡びる、なんて説ははうそであること。

 

生きてさえいればなんとか道が開けること。

 

わたしは彼と同年代で、彼が有名になりはじめたころ、働きたくない人(というより、働けない人、という感覚のほうが近いが)が自分のほかにいるんか!とびっくりしたことを覚えている。

 

そんなわたしも、これならなんとかデキる、という、書いたり編集したりという仕事を見つけ、ちょっとだけスキルもついてきて、ここ最近、やっと少しだけ安心して生きられるようになったし、この職種は続けたいなと思っている。


過去には、仕事に行きたくなくて行きたくなくて、泣いていた自分を考えると、生きてさえいればなんとかなるんだなぁ、と思えるのだった。

 

たぶん、性質的に、わたしも、phaさんもまた、ペースを落としたり、ときには何もしたくないとぐったりしたりするんだろうけど、ま、アラフォーになり、そんな自分にも動じなくなっているはず。年をとるのも悪くないなー。

「遅くまでありがとう」って最悪の言葉かも

欧州と日本の労働環境についてはよく比較されるものだ。年間休暇数や週の労働時間は断然日本が多いのに、1人あたりのGDPはかわらない、らしい。らしいとか適当なこといってごめんなさい。いつかきちんと調べてみたいと思うものの、ちゃんとやろうと思うと数時間でおわらない気がするので、いつか。

 

でも、「年間休暇数や週の労働時間は断然日本が多いのに、1人あたりのGDPはかわらない」はさまざまなところでささやかれているので、おそらく本当なのだと思う。

 

ただしどの記事もその確かな要因についてはふれていなく、おそらくいくつもの要因が重なり、労働環境の違いに大きな差ができてしまっているんだろう。

 

でも、その1つといわれるものが日本の「遅くまでがんばっているのが美徳」という観念。

 

この観念が、たぶん、みんなが思っている以上に根深い。というか、わたし自身が思っている以上に根深かった。

 

日本の労働環境についての記事を目にしたときにふと思いだしたものがある。今の会社での「○○さん、いつも遅くまでありがとう」と書かれた日報だ。これ、書いた本人は、素直に感謝の気持ちを込めて書いたもので、悪気はぜんぜんない。

 

わたしも読んだときは、○○さん遅くまで残ってやっていたんだな、仕事大変なのかな、と思った。

 

そして、遅くまでありがとうの言葉は、たぶん、今までに何度も聞いていると思う。でもよく考えたら、残業せずに仕事を終わらせれる人はありがとうといわれないわけだし、遅くまでやんないと終わらないということは、オーバーワークで業務や人員の見直しが必要なのかもしれないのに、ありがとうで済まされて、それがされないということだし、実はあまりいいことがない……。

 

それなのに使い続けられているこの言葉。「遅くまでありがとう」には、日本の「遅くまでがんばることが美徳」が現れた最たる言葉のような気がする。そして使い続けることで、それを助長すると思う。

 

まあ、突発的に何かあって残って仕事して「遅くまでありがとう」ならまだわかる気もするけど、それでも、どうしてもその日にやらないと、会社や部署にとって大変な損失!とか、人の命に関わるとかそういことは、普通の会社員が普通に働いている限りそんなにないんじゃない?と思う。

 

言いたくなる気持ちわかるんだけどね……。わたしも今までの人生で使ったことないか?と聞かれたら、1、2回言ったかもしれない。もしかしらた知らないうちにもっと使ったことがある可能性がある。でも、改めて思った、使わないほうがいい。わたしは今から使用禁止にする。もしどうしてもいいたくなったら、シンプルに、今日はありがとう、といえばいいし、いつもありがとう、でいいんじゃないか。

 

大勢の目がふれる日報で「いつも遅くまでありがとう」なんて、遅くまで働くことを全社員の前で褒めていることになる。最悪だ。書いた人は悪気なく、もっといえばいい人なんだろうけど、それだけに、余計にたちが悪い。

 

 

この記事に、同意してくれる人がいたら、今日から「『遅くまでありがとう』撲滅運動」にご協力ください。

ブログやWEBサイト記事用、ネタの探し方

忙しくて執筆活動がままならなかったが、少し落ち着いてきてので、よーし!バンバン書くぞ、と思っていた。書きたい媒体を見つけたこともあり、そこで書いていく記事案のリストも改めて作ろうと思っていた(まだ応募前だけど、書きたいことがポンポン出てこないとWEBライターって続かないのです)。

 

ネタリスト紛失!

 

ところがなんと、気づいたときに書きたいネタをメモしていたのはずのgooglekeepに、メモがない!探しても探しても、見つからなくて、いつかのときに誤って消してしまったようだ……。

 

仕方がないので、改めて執筆したいネタを書き出してみようと思ったのだが、これが、全然出てこない!

 

3つくらいは出てくるんだけど、コンスタントに書いていくもので、そんなんじゃ意味ないしね。

 

苦し紛れに気になるキーワードでネット検索してみたり、好きなサイトを覗きにいったりしたけど、気が付けばネットサーフィン状態。そこであらためてネタ探しって、机の上でうんうんうなっているだけでは見つからないんだなと思った。

 

外に出ているときのほうがネタが浮かぶ

 

翌日仕事中に、あ、これ書きたかったんだ、とか、あれもいいなとか浮かんだので、ほっと一息。そして、勘を取り戻したのか、次のようなことを心がけ、ある程度のネタを集めることができたので「ブログやWEBサイト記事用のネタ探しのコツ」としてまとめてみました。

 

ブログやWEBサイト記事用、ネタ探しのコツ

 

ネタ探しのコツ1:普段の生活の中で見つける

 

「おもしろそう」「ネタになりそう」「これについて書きたい」など、要するに、気になったときに、すぐにメモをするのがやっぱり1番効率がいい。

 

コツは気になったらとりあえずメモしておくこと。どういう記事で書こうとか、どのブログで、どのサイトで書こうとか気にずに、気軽にメモしておく。

 

あなどれないのが仕事中。やはりいろんな人と話したり、いろんな出来事を見たり、入ってくる情報量が多いので、わたしは結構ネタが浮かぶことが多い。

 

ネタ探しのコツ2:行きたいところややりたいことをリスト化してみる

 

書きたいことは何だろう、と考えている全然思い浮かばないときは「やりたいこと」や「行きたいところ」をリスト化するといい。ブログもWEBライターの仕事も、自分の経験を書くことが多い。今すぐは書けなくても、そこに行きさえすれば書けるのであれば、それもリスト化しておく。

 

ポイントは、「記事にできそうなところ」ではなく「プライベートで行きたいところ(やりたいこと)」を出すこと(「プライベートで行きたいところ(やりたいこと)」=「記事にしなくても行きたいところ(やりたいこと)」)。

 

記事にできそうなところを探すと、あまたが硬くなって出てこなくなるし、自分が本当に行きたいところじゃないと、ブログでもWEBライターでも基本は取材費なんて出ないに等しいわけだし、結局行かずじまいになってしまうことも多い。

 

本当に行きたかったところや、やりたかったことを書くほうが筆が進むし、いい記事が書けるというメリットも大きい。

 

ちなみに特にブログの場合かもだけど、調べてみたいことというもの◎。

 

ネタ探しのコツ3:人に聞かれたことを思い出す

 

人から聞かれたことを記事にしたり、それをもとにネタを考えたりするのもいいと思う。聞かれるということは、すでにそれを知りたい人がいるということだし、同じようなことを聞かれる場合は、自分が気づいていない得意分野かもしれない。

 

例えば「鎌倉で美味しいごはんのお店は?」「WEBライターと仕事って楽しいの?」「なんでいつも彼氏が途切れないの?」「おいしいお蕎麦屋さんしらない?」「秋だから美術館行きたいけどおすすめの展覧会ある?」などなど、なんでもない質問でも、聞かれたことはとりあえずメモしておいて(もちろん、答えてあげてね)、いろいろ膨らませてみてください。※わたしが聞かれた質問ではありません、念のため。

 

ネタ探しのコツ4:継続して書ける得意分野を身につける

 

ネタ探しに困ったときに、得意分野があると、結構便利だ。得意分野といっても、そんなに大仰なものじゃなくても、ビールにちょっと詳しい、とか、ラーメンにちょっと詳しいとか、チョコは新作ぜんぶ買ってる、とかそういうレベルでいい。得意分野であれば情報も入ってきやすいし、企画もいろいろなものが浮かぶので、いくつかもっておくとラク。

 

ネタ探しのコツ5:ふだんから外に出る

 

これはよく言われていることだけど、一応。家でじってしていては、何もみつからない、どんどん、外に出ていろんな経験しなさいということですね。確かにその通りだ。

 

ふー、自戒の意味も込めて書きました。わたし自身も、忙殺されて、気が付いたら玉切れなんてことになんないように、がんばります。