箱根フリーパスで美術館巡り。「ミュージアムセレクト2」今冬も実施中

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以前に、箱根をお得に周遊できる「箱根フリーパス」について、どのくらいお得か検証した結果を記事にした。

箱根フリーパスとは?

箱根フリーパスとは、小田原や新宿から箱根湯本までの往復1回と箱根登山系のバスや電車、ロープウェイなどの交通機関が乗り降り自由というチケットだ。

乗り降り自由になるのは以下の交通機関

箱根登山電車
箱根登山バス
小田急箱根高速バス
沼津登山東海バス
観光施設めぐりバス
箱根登山ケーブルカー
箱根ロープウェイ
箱根海賊船

箱根の移動手段のほとんどが乗り放題になるこのフリーパス、価格は、2日間有効で、

新宿からは5,140円
小田原からは4,000円

3日間有効はで、

新宿からは5,640円
小田原からは4,500円

くわしくはこちらの記事を。

www.book-diary.com

結果、2泊3日の旅でかなり得したことが判明したのだが、冬の時期は交通費以外にも特典がある。

 

お得に美術館巡りができる「ミュージアムセレクト2」

上記の記事にも書いたのだが、「ミュージアムセレクト2」といって、箱根エリアで人気の美術館6館のうち、2つの美術館に入館できて入場料が合計2,000円になる、アート好きにはたまらなくかつ超お得な特典だ。

ミュージアムセレクト2は箱根フリーパスを購入した人だけの特典で、それ以外の人は利用することができない。昨冬期間限定で販売していたのだけど、今冬も発売していた。

ミュージアムセレクト2で巡れる美術館を紹介

巡れる美術館は次の6つだ。ちなみに、1~4番までは仙石原にある。

 

星の王子さまミュージアム(仙石原)

サン=テグジュペリの生涯や物語が生まれた背景を知ることができる美術館。フランスの街並みや作者が幼少期を過ごしたといわれるお城などが再現されていて、敷地に一歩足を踏みいれるだけでテンションが上がる。

お庭もすてきで女子のツボにドはまりするミュージアムだ。

入館料:大人前売り券1,400円、当日券が1,600円

 

箱根ガラスの森美術館(仙石原)

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貴族の館をイメージした館内にヴェネチアン・グラスの作品を100点以上展示する美術館。

キラキラ輝くクリスタンガラスのアーチをはじめ、ガラスの作品が点在する庭園はヨーㇿッパを訪れたような気分にさせてくれる。

今冬は終わってしまったけど、11月からクリスマスシーズンにかけてはライトアップの演出やガラスのツリーがめちゃくちゃきれい。通常は午後5時30分までなんだけど、このシーズンは夜まで開館していてロマンチックだった。

ちなみに、星の王子さまミュージアム箱根ガラスの森美術館は歩いて10分くらいなので、はしご?しやすいよ。

入館料:大人1,500円

 

・ポーラ美術館(仙石原)

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モネ、セザンヌルノワールゴッホなど印象派の名画がそろう美術館。洋画のほか日本画も多く収蔵している。展示が工夫されていて、敷居が高いアートを楽しく鑑賞できると個人的には感じた。

展示にもよるけど写真撮影OKなコーナーがあるのもうれしい。

自然とアートとの共存をコンセプトにしていて、エントランスは光がいっぱい差し込み、周囲には森林浴にぴったりの遊歩道も。

入館料:大人1,500円

 

箱根ラリック美術館(仙石原)

フランスを大代表するジュエリーとガラス工芸の巨匠、ルネ・ラリックの生涯にわたるコレクションを所蔵する美術館。

ラリックはもともとジュエリー作家だったので、装飾品の展示には乙女心をくすぐられる。オリエント急行の内装も手がけていたそうで、2001年まで実際に走行していた豪華なサロンカーを見学しながらのティータイムもを過ごせるのも魅力(当日予約制)。

入館料:大人1,500円

 

彫刻の森美術館(強羅)

自然の中でアート鑑賞を楽しめる美術館。野外彫刻作120点が展示されるほか、300点以上の所蔵品を順次公開しているピカソ館も。歩き疲れたら園内にある足湯で疲れを癒やせるよ。

入館料:大人1,600円

 

成川美術館(元箱根)

現代日本画を中心としたコレクションは4000点以上。企画展のほか、常設展では中国の秘宝を展示していて、彫刻品や翡翠を使った作品など繊細な細工には目を見張る。

小高い丘の上にあり、展望ラウンジでは総長50mにも及ぶ一面ガラス張りの窓から、箱根・芦ノ湖の大パノラマを見渡せる。箱根の景色が一望出来るカフェもあり。

入館料:大人1,300円

 

 

便利な観光施設めぐりバスも

と6つの美術館を紹介したが、最大で1,200円もお得になるなんてほんとスゴイ。箱根フリーパスの交通費だけでもかなり安くなる可能性が高いが、対象の美術館を巡りたい人は購入必至だと思う。

また、1~5の美術館を巡るなら、強羅・仙石原地区の観光スポットを巡回する「観光施設めぐりバス」を使うと便利。ゆっくり自然を眺めながら美術館めぐりが楽しめるのも魅力。「箱根フリーパス」ならもちろん乗り降り自由だ。

ミュージアムセレクト2の購入方法は?

箱根フリーパス購入時にもらえる「のんびりクーポン」を提示し(箱根フリーパスは駅や旅行代理店で購入しておいてね)上記の美術館で購入できる。1つ目の美術館で購入して、2館目ではそのチケットを見せるシステム。

冬って寒いので、屋外でゆったり過ごせる美術館へ気軽に足を運べるのはうれしい限り。箱根旅行のときにいはぜひ上手に使ってお得な旅がしたいな。

 

 

箱根旅行記・老舗の温泉旅館「環翠楼」宿泊レポート

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今月は誕生月。誕生日の週末には箱根に行く予定だ。

箱根は温泉、自然に囲まれた景観スポット、美術館、と遊ぶところが多くて何より家から1時間ちょっとで行けるということもあってよく足を運ぶ場所。

熱海とか湯河原もいいけど、湯河原はほぼ温泉しかないので旅行というかただ休みに行くという感じで(それはそれで素敵なんだけど)熱海は海があるのでせっかくなら暖かい季節に行きたいと思ってしまう。

といいつつ、今回は近場で寒さを癒やしてくれる温泉に行ければどこでもよくて直前でよさげな宿が取れたのがたまたま箱根だったんだけど。

 

400年の歴史をもつ老舗旅館「環翠楼」に泊まった

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箱根といえば、おととしのクリスマスには400年の歴史をもつ「環翠楼」という旅館に宿泊した。

箱根登山鉄道塔ノ沢駅から歩いて5分、早川の渓流沿いにある環翠楼は、1614年に塔ノ沢の湯治場として開湯した歴史をもつ。「元湯」という屋号だったが、その後、多くの文化人や政治家が訪れている。江戸時代にはかの徳川光圀や、皇女和宮、明治大正時代には、伊藤博文夏目漱石島崎藤村など誰もが知る歴史的人物たちに愛されていた宿なのだ。

魅力は何といっても、大正時代中頃に建てられ100年前のまま現存している建築物に泊まることができること。国の登録有形文化財にも指定されている。そんなわけで、レトロ好きとしては、ちょっと憧れていた旅館だった。

そして実際に泊まってみると期待通り。歴史ある建物や貸切の露天風呂、会席料理、川のせせらぎ……。とても安らぐ宿で、ぜひまたいつの日か訪れたい場所の1つだ。

「環翠楼」の口コミを見ると

ところが口コミをみると、少々評価が分かれていてびっくり。

サービスについてはともかくとして、「暗くて怖い」とか「露天風呂まで遠い」とか「露天風呂に虫や枯れ葉が落ちてた」とか、書いてある口コミには疑問を感じた。

あの……えーっと、いや、そういう旅館だから!

誰もが納得できるような快適さを求めるならホテルに行ってくださいと、わたしなんかは一言言ってやりたくなる。古さや歴史あるものと便利で快適な環境は対極であるとなぜわからないのだろう。

大正の面影残るレトロな館

箱根登山鉄道塔ノ沢駅を降りてテクテク歩くこと5分、早川のほとりで重厚な雰囲気を醸し出している建物が環翠楼。

館内に一歩足を踏み入れると、そこは大正ロマンの世界。

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建物だけでなく、アンティークの調度品や装飾品がいたるところにある。従業員の方に旅館について案内されながらお部屋へ。

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全部で22部屋ある客室は、同じつくりの部屋がなく、それぞれ、職人技により異なる趣だそう。

部屋では、早川の流れを楽しみながらくつろぐ。

たっぷり観光するのもいいけれど、この日は宿でゆったり過ごすと決めてた。落ち着く和の空間で、ほっと一息ついた。

環翠楼では、館内を自由にまわることができる。来館時にもらえる「環翠楼お散歩マップ」を片手に貴重な建築や調度品などを眺め、写真も自由に撮影することができるということで、ワクワク!

食事の前にちょっと館内をお散歩してみると、もうまるで映画のセットに飛び込んだようなレトロな世界!

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1階には客室の他、内湯やBAR「MANGA」がある。

玄関口がある2階は帳場、応接間、喫煙室、そして客室が。

3階には貸切可能な家族風呂と客室、4階は名画や名書、調度品が飾られている大広間が3つある。

海の幸と山の幸がつまった食事

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食事は上品な会席料理。お酒も一通りそろっていて、この時はクリスマスということでシャンパンで乾杯した。

海の幸と山の幸がいただける贅沢なメニューはどれもおいしかった。量も女性だとちょっと食べきれないくらい。箱根の湧水で炊いたというお米も絶品で印象に残っている。

湯は全て源泉かけ流し。露天風呂はムードたっぷり

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露天風呂も内風呂も部屋のお風呂もすべて源泉掛け流しというのがうれしい。

貸切で利用できる家族風呂1つ、内湯が男女1か所ずつ、露天風呂も男女それぞれにある。

貸切の家族風呂は、風呂付の部屋が多いためか比較的容易に利用することができた。露天風呂は早川の清流や箱根山を一望できる高台にありムード満点。風情ある眺めを楽しみながらお湯に浸かれるなんて贅沢だったなぁ。

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そして、湯上りにはBARでまったりできるのも、お酒好きにはうれしい。(不定休のようなので注意!)

うっとりしてしまう調度品や装飾

翌日は宿を出る前に、4階を見学。特に環翠楼に訪れたらぜひ見学してほしいのが3階の大広間。

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思わず見入ってしまうほど美しい花鳥画が描かれた大広間、天井の折り上げなども美しい宴会場、調度品も多く飾られていて博物館みたいだ。ここでもタイムスリップしたようでちょっと興奮。

「環翠楼」のサービスは?

めちゃめちゃ感動した!ってわけではないけど、普通に快適に過ごせた。口コミみるとえ?そんな従業員の方がいるのかしら?というものもあったんだけど、わたしが泊まったときは、若い男性の仲居さんだったが、とても真摯に接客していただいた。

実は老舗旅館にしては比較的コストパフォーマンスもよい「環翠楼」。高級旅館のような至れり尽くせり感はないけれど、おおむねたいていの人が満足できるのではと思う。

「環翠楼」はこんな人におすすめの旅館

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時を超えて現存する貴重な建物をたっぷり見学して妖艶な雰囲気を楽しみ、ムードたっぷりの露天風呂に癒やされ、美味しい会席料理に舌鼓。今の彼氏と過ごす始めてのクリスマスだったので、特別な時間を過ごせて本当に良い思い出になったなぁ。

歴史や古い建築物に興味がある人や、いい温泉につかりゆっくり過ごしたい人、落ち着いた時間を過ごしたい人、ちょっとした非日常感を味わえるのでデートにもにオススメの旅館だ。

[環翠楼

住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢88
アクセス:箱根登山鉄道「塔ノ沢」駅より徒歩5分
電話番号:0460-85-5511
時間:IN 15時、OUT 10時
価格:一泊19,440円〜  

 

初めての草津旅行レポート&草津の魅力まとめ

●初めての草津温泉旅行

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湯畑のライトアップ

連休を使って、生まれて初めて草津に行ってきました。いやー。疲れた。楽しかったし温泉は素晴らしかったのだが、温泉つかりすぎたかも……。今回のスケジュールは次の通り。結構ゆるゆるで1日目なんてほぼお酒飲んだだけで終わった。

●今回の草津旅行スケジュール

・1日目:18時頃草津着→湯畑→千光寺→夜ごはん

・2日目:宿で温泉→お昼ごはん→熱乃湯で湯もみショー→西の河原公園で露天風呂→夜ごはん

・3日目:宿で温泉→喫茶店で軽く朝ごはん→白根山→湯釜→お昼ごはん→15時に草津

草津初めての人へ。草津旅行の魅力

でもやっぱり湯量日本一の温泉だけあって、温泉はすごく気持ちがよかった。ほか、初めての草津旅行で感じた草津の魅力をまとめるとこんな感じ。

  • 温泉は小さな旅館でも公共浴場でもほとんどが源泉掛け流し
  • 観光スポットが密集しているので移動は徒歩でOK
  • 飲食店や土産屋が夜中までやっているので、夜まで散歩や飲み歩き食べ歩きができる
  • 宿が多いうえに、温泉と飲食店が豊富なので素泊まりでも楽しめる。コスパ良し

今回の旅では(いつもか?)、お酒飲んだりしてて、そんなに多くのスポットはまわっていないのだけど、すてきな写真がとれたので、草津に行ったことのない人向けに草津旅行のイロハをレポートまじえて紹介するよ!

 

草津の気候

秋冬は出発前に防寒を抜かりなく。草津では、1年間の平均気温は7℃で、真夏でも25℃以上になることは滅多にないそう。そして、11月はもうすっかり冬!ということでダウンを仕込んで現地へ向かった。うん、寒かった。そのぶん温泉が心地よかったが。

草津へのアクセスの拠点は「草津バスターミナル」

草津の最寄り駅は、JR長野原草津口駅か新幹線だと軽井沢駅。どちらも観光の拠点まではバスで「草津バスターミナル」への移動が必要。東京・神奈川からは高速バスで直接「草津バスターミナル」へ行くのが便利。

草津に来たらとにもかくにも「湯畑」へ

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草津バスターミナルから徒歩数分の場所に草津のシンボル「湯畑」がある。湯をさます役割があるんだけど、途切れることなく流れる源泉にはびっくり。豊富に湧き出る源泉の迫力と硫黄の香りに旅のワクワク感が高まる場所だ。湯の底が緑がかったブルーでとてもきれい。あと、夜はライトアップをやっていてとても幻想的なので必ず見てね。めっちゃフォトジェニック。近くには無料の足湯もある。

草津の温泉の効能は?

湯量日本一の草津温泉日帰り温泉施設や公衆浴場はいたるところにある。しかも宿でも源泉掛け流しだ。

湯畑源泉や万代源泉などを中心にさまざまな源泉があるみたいだけど、代表的な日帰り温泉施設のHPをいくつかみたところ、効能は、「神経痛、関節痛、うちみ、やけど、慢性消化器病、病後回復期、美肌、慢性婦人病」とあり、どこも大きく変わらないみたい。

殺菌効果が高いことでも知られているので少しピリピリすることもある。お湯は熱めなので、のぼせないように5分、10分入って休憩するなどしたほうがよさそうだ。とは、いえ冬はちょうどいいかも。ただしそれだけに、長湯は厳禁。

今回の旅では、気合いを入れてタオルを持参したんだけど、宿のタオルをもっていく感じで問題なかったな。最終日も外で入りたい人は持参したほうがいいかも。

●湯畑から周囲10分くらいに観光スポット、お土産屋、日帰り温泉施設がある

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西の河原公園


草津の主な観光スポットは、日帰り温泉や美術館など。行く前に調べたこちらの記事をチェックしてみて。

 

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草津ではほとんどの観光スポットは湯畑から徒歩10分以内。お土産やも湯畑周辺か「西の河原公園」へ行く道にある。

今回足を運んで1番印象に残ったのは「西の河原公園」にある露天風呂かな。湯畑から約10分で公園につく。ここではいたるところに源泉が湧いていて、自然の中で自由に足湯もできちゃう。ごつごつの岩と源泉と緑の中の景色を楽しみながら歩くと、奥のほうに西の河原露天風呂がある。とにかくひろーい露天風呂で、まさに自然の中で温泉につかってるので超解放的だ。

あとは湯畑横の「熱乃湯」の湯もみショーも見学したよ。

白根山や湯釜は車での移動が必要だけど、行ってみたら素晴らしかった!

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湯釜

群馬と長野の堺にある標高2000メートルを超える白根山白根山にはエメラルドグリーンの源泉が神秘的な火口湖「湯釜」が見渡せる。途中にも展望スポットがあり絶好のドライブコース。(ただし冬季はバスもなく道路も閉鎖しているので注意!)

シーズン中は草津バスターミナルからバスもでている。バスが運行しているときは白根山までいってもいいし、山ふもとまで行ってロープウェイに乗ってもいいかも。でもロープウェイだと湯釜までは結構歩きそうだ。秋は紅葉スポットでもある。

今回は、もう紅葉もバスの運行も終わっていたのが残念!バスとロープウェイは昨日(日曜日)までと言われた。道路はぎりぎりでまだ閉鎖前だったので、彼氏のイキな計らいでタクシーで行ってみたら、うーん素晴らしい。

周辺の山々や長野のアルプス山脈、湯釜、と大自然の景色をたっぷり堪能した。とにかく車ば山道に入ると、いつどの角度からどこを見ても絶景!という感じ。湯釜は本当に初めてみるようなエメラルドグリーンで、おどろいた。想像以上にきれいだった。

●今回立ち寄った中でおすすめの草津グルメ(食事処・呑み処)

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草津では飲食店が多くて、ちょっと迷うほど。お蕎麦屋さんやうどん屋さんが多かったかな。それにしても、観光地の食事処って、食べログとかでも情報少なかったり、土地勘ないので探しづらかったりするんだよね。今回はまぁまぁあたりだったかな!いくつか入った中でおすすめのお店がこちら。

・たに咲き(居酒屋)

日本酒、焼酎などお酒が豊富。メニューも群馬の食材を中心にこだわっていて、オリジナリティもあっておいしかった。わさびとともに提供された馬刺しが絶品!肴も忘れられずで、お酒好きには特におすすめ!

・山マタギと海番屋(居酒屋・定食屋)

野趣あるれる雰囲気のお店。定食から、川魚、さつまあげとか田舎ごはん的なメニューが多いお店。日本酒や焼酎などお酒もひととおりそろっている。

・喫茶

草津バスタターミナル内にあるアットホームな喫茶店。朝ごはんに野菜トーストを頼んだ。バタートーストにレタスやトマトきゅうりなどがサンドしてあった。さっぱりしていておいしい。食事はサンドイッチやパスタ類がひととおりそろっている。接客が素晴らしくて心あたたまる。居心地がよいので時間をもてあましたら騙されたと思って立ち寄ってみると旅の疲れも癒されるかも。

・まつもと(うどん屋)

群馬の名物「ひもかわうん」が食べらえるお店。もちろん群馬産の小麦粉を使用。群馬の舞茸の天ぷらや炒め物もある。地ビールで乾杯して、きのこの天ぷら盛り合わせと、群馬の名物「おっきりこみ」、ひもかわうどんのつるつるののどごしも試してみたかったので、ざるも頼んでみる。おっきりこみは野菜がたっぷり、もちもちめん。ざるは、つるつるしこしこの食感とのどごしが最高でした。見た目よりボリュームがあった。

 

という感じで、初めての草津旅行を満喫。またゆっくり温泉に浸かりに行きたい。ロープウェイも乗ってみたいし、冬が降る頃に訪れるのもすてきだろうなぁ。

 

 

旅行前に草津の観光スポットと草津温泉について調べてみた

 

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2017年11月5日旅行時に撮影してきました。


11月の連休に草津に行くことになった。群馬県に降り立ったことがないわたしは、草津と聞いて思い浮かんだものといえば、「温泉」だけだった。

温泉以外に草津にはいったいどんな観光ができて、何が特産でどんな旅ができるのか。温泉は箱根(よく行くので)の温泉とどう違うのか。

草津について調べてみるも……

足を運んだこともない見知らぬ土地ということで、旅への期待は高まる。さっそく、草津について、調べて旅程表を作らなきゃ!と思い、意気揚々とインターネットで検索してみたものの、とにかくすごい量の温泉が湧き出ていることと、湯畑と湯もみの存在だけ認識できたが、自分の基礎知識が不足しているからか、ピンとくる情報を仕入れ草津旅行のイメージを完成させることができなかった。

これではだめだ。旅の前には見知らぬ土地へ思いを馳せて存分にわくわくしたい。そこで、群馬のガイドブックと中古で「週刊日本の名湯」を購入し、草津の魅力について勉強してみた。

そこでまずはじめにわかったのはやっぱり「草津の温泉はすごい」ということだった。そして、さまざまな趣向で温泉を堪能できる温泉のテーマパークのようなところだなと思った。温泉好きとしてはいよいよ旅への期待が高まってきた。

せっかくなので草津の観光スポット、そして草津温泉の魅力をまとめておこうと思う。

草津温泉のココがすごい!

草津温泉は江戸時代から伝わる日本の三大名湯の1つで(草津以外は有馬温泉下呂温泉)自然湧出量は日本一。毎分32,300リットルと、なんかもう想像つかない量の源泉がふきだしているのだ。

そのため、宿の温泉も日帰り温泉施設でも共同浴場でも循環などによる再利用は行われておらず、源泉掛け流しが当たり前。すごい。箱根なんかでは一応、源泉かけ流しかは事前にチェックして選ばなければいけないけど、そんな野暮なことはしなくていいのだ。

草津のお湯は強い酸性であり高い殺菌力が特徴。1週間釘をつけておくと針金のようになるとか跡形もなくなってしまうとか、それほどの威力があるそうだ。美肌効果も十分に期待できる。江戸時代の温泉番付でも最上位。源泉は大小あわせて100以上もあるという。

寒くなってきたこの季節、湯巡りが楽しみ!

草津旅行で外せない観光スポット6選

観光スポットも温泉が中心。以下が草津に着たらまず立ち寄るべきスポットがこちら。

1:草津の”顔”「湯畑」

草津温泉のシンボルで毎分約4,000リットルもの湯が滝となって流れおち、湯けむりがもうもう立ち込めるている湯畑。湧き出した源泉は7本の湯樋(ゆどい)を通り湯滝となって流れていて、これは源泉を湯樋を通し冷まして適温にするのが目的。それにしても、ネットに出ているどの写真も神秘的でしばしうっとり。

ところで、わたしは湯畑というのを見たことがなく、草津以外に湯畑があるか調べてみたところ、秋田の玉川温泉、栃木の那須湯本温泉、そして草津の同じ群馬の万座温泉にもあるようだ。それぞれ写真を見たら、やっぱり草津が1番大きい。でもどれも野趣あふれる様子がすてきで、いつか見てみたいなぁと思った。

草津の湯畑はライトアップも行っているのでこれが非常に楽しみ。しっかり写真に収めておこうと思う。

2:足湯「湯けむり亭」

湯畑のすぐ側に湯畑を眺めながら東屋で楽しめる足湯がある。草津に着くなり、草津のシンボルを眺めながら移動の疲れを癒やせるなんてうれしいじゃないか。もちろんこちらも源泉掛け流し。

3:湯畑からすぐの「光泉寺」

湯畑を見渡せる高台にある真言宗の古刹。奈良時代の僧、行基が開山したといわれている。本堂には釈迦如来像が安置されている。神社仏閣好きとして立ち寄らない理由はないでしょう。

4:湯もみショーが見られる「熱乃湯」

六尺板で源泉をかきまぜて高温を冷ます「湯もみ」のショーを見学できる。ここも草津へ来たら迷わず立ち寄りたい場所。

5:「西の河原公園」

緑に囲まれ、至るところから源泉が湧き出し川となって流れていく様子や四季折々の自然が楽しめる公園。一角には「西の河原露天風呂」がある。

6:「湯釜」

白根山頂にある火口湖。直径300m、水深30m。白い岩肌の火口壁にエメラルドグリーンの湖水(硫黄泉)をたたえていて展望所から見学できる。自然の壮大さと美しさを感じられる場所だ。

 

●人気の日帰り温泉3選

草津には観光客が気軽に立ち寄れる有料の温泉施設は全部で6つ。この3つはとくに有名で人気みたい。

・「大滝乃湯」

内風呂、露天風呂、貸切風呂、打たせ湯、サウナとバラエティ豊かな浴槽がそろっている。草津の伝統的な入浴法「あわせ湯」が体験できるそう。合わせ湯とは38度から46度までの4つの湯舟にぬるい湯から熱い湯へと順番に入ること。46度は……入る自信ないな……。

・「西の河原露天風呂」

西の河原公園にある露天風呂で、とにかく広いのが特徴!何をどう考えても混雑とは無縁というくらい大きくて、それが緑あふれる露天風呂とは。どれだけの解放感を味わえるのか、ぜひ立ち寄りたい。

・「御座之湯」

木造2階建ての建物がかっこいい!石造りとヒノキの2種類の浴槽があって、万代と湯畑の異なる源泉の掛け流しの湯につかることができる。江戸時代から明治にかけて親しまれていた共同浴場を再現したんだって。

ほかには地元の人が足を運ぶ無料の共同浴場がたくさんあるようで、観光客が入れないということないので、気になる人は立ち寄ってみてもいいかも。

●老舗宿の湯巡りが楽しめる「和風村」

日帰り温泉可能な宿に立ち寄ってみるのも楽しそう。草津には古きよき草津の温泉を再現する老舗宿15件を「和風村」と称し、湯巡り手帳を発行しているユニークな試みも。ただしこの湯巡り手形(スタンプがもらえたりたくさんスタンプ集めると先着で粗品がもらえたり、入浴料が割引きになったりする)は15件の宿に宿泊した人だけもらえる特権。

ただし、手形がなくても日帰りで温泉を楽しめる宿も多い。和風村に加盟している宿の多くは老舗というだけあり、趣ある風情のお風呂をそなえている宿が多くて、日帰り専用の温泉施設とはまた違った味わいにひたることができそう。

 

草津のその他の観光スポットは?

ちなみに、お土産を買うなら湯畑周辺か「西の河原通り」へ。

そのほか、草津でよく知られる観光スポットは、草津温泉について知ることができる「草津町温泉図書館」、片岡鶴太郎さんの作品を鑑賞できる「片岡鶴太郎美術館」、動物ともふれあえる「草津熱帯園」、ノスタルジーを感じながら射的ではしゃげる「射的本舗まんだら堂」などがある。

また、明治天皇の侍医を勤め、草津草津温泉を高く評価し世界に広めたエルウィン=フォン=ベルツ博士に関する記念館「草津ベルツ記念館」は、草津についてもっと知りたいという人や歴史好きが楽しめそうなスポットだ。

草津に居酒屋はあるかな?

旅に欠かせないものといえば、グルメ。だけどわたしの場合はそれに”お酒”が加わる。酒場に足を運ぶことは旅の楽しみのひとつなっているのだ。ただ、地方へ行くと夜まで空いているお店の数はガクンと減るし、ときには、周囲にまったくない!なんてことも(それでもなんとか一軒くらいは見つかるのだが)。

今回は事前に調べてみると、草津には居酒屋やスナックまであわせて十数件あるので安心!しっかりお酒も楽しんでこようと思う。

草津旅行を快適に楽しむには

草津へのアクセスは都心からだと、新宿から高速バスを利用するのが便利そうだ。

なんだか、草津の回し者のような記事になってしまったが、調べてみるとさまざまな趣向で良質の湯を源泉かけながしでたっぷり堪能できるのが最大の魅力だとわかった。うん、温泉のテーマパークという言葉がしっくりくる。

また、宿の数は100件以上もあり、目的にあわせてチョイスできるし、温泉施設や飲食店が充実しているので素泊まりを選び日帰り温泉や外でお酒を楽しんだりできるのもうれしい。コスパもよさそうだしね。また、軽井沢が近いので立ち寄る人も多いようだ。

ただやっぱり調べてみると草津のメインは温泉なので、地元グルメの情報についてはあまり見当たらず、これは実際に足を運んで確かめてこようと思う。いよいよ旅へ期待も高まってきた。執筆する時間があれば、訪れた後のレポートも綴りたい。

 

※執筆にあたり、以下を参考にしました

書籍:『まっぷる群馬 草津伊香保・みなかみ 17ー18』『週刊日本の名湯』

WEBサイト:「和風村」「草津温泉ポータルサイト

 

箱根女ひとり旅。箱根の激安ホテルに泊まった話

箱根へ女ひとり旅

f:id:gerdamonroe:20161226192502j:image今年の2月、わたしは生まれて初めてひとり旅をした。

行先は箱根。

いざ行こうと決めて、気が付いた。34歳で初めての一泊旅だったのだ。ひとりでラーメン屋さんも牛丼屋さんも居酒屋だってがんばれば入れる女なのに、ひとり旅の経験がないのは、自分で自分を意外に思った。

箱根の激安ホテル「B&Bパシオンズ」へ宿泊

ひとり旅は少しハードルが高い。なんといっても泊まるところは限られてしまう。ひとりの宿泊プラン、あとは、旅館の美味しいご飯は量が多くてとても一人じゃ長々と食べられないので素泊まりプランがある宿でないといけない。

さらに、財布状況が厳しいわたしは激安の宿を探さなくてはいけなかった。

そこで見つけたのが、B&Bパシオンズというホテル。ひとり部屋もたくさんあって、おひとりさま大歓迎のホテルだ。

しかも宿泊料はまさに激安の3,000円代!しかも、近くにあるユネッサンの温泉施設、森の湯の入場料と朝食つきで4,000円プランも。平日だったためか2日前でも予約も可能で、わたしは、人生初の箱根旅温泉旅に出かけたのだった。

電車で箱根に来たことはほとんどなかったので、箱根湯本の駅に着いてまず、駅と山が近くて感動したのを覚えている。

激安ホテルの心地は?

B&Bパシオンズには、箱根湯本から伊豆箱根鉄道バス「湖尻・箱根園」行きで「ヴェルデの森」という停留所で降りる。所要時間は20分ほど。急な坂をぐんぐん上っていく。

旧正月だったからか、箱根湯本周辺とホテルには中国や韓国からの訪日客らしき人々が多くて驚いた。

部屋はこじんまりとしていたが、清潔だった。1点、トイレが部屋を出ないといけなかったのが気になっていたが、同じフロアにあるのだし、実際に泊まってみると全然気にならなかった。

お風呂は、ホテルにもついているのだが、やはりユネッサンの森の湯へ。歩ける距離だが、たぶん、歩くと結構距離があると思われ、ユネッサンに行く20分おきに出ているバスを利用できる。

森の湯はユネッサンの隣にある温泉施設。ユネッサンは水着で入るが、森の湯は普通の温泉で水着の着用はしない。初めていったが、とてもよかった。広いし、平日だったこともあるが人もまばらで、ゆっくり温泉を堪能した。

しかも、この森の湯の素晴らしいのは、源泉かけ流しでないにしても、循環なしの温泉だということ。加水、加温は行っているが、塩素くささはまったくないし、やっぱりフレッシュなお湯だと思うとうれしいし、温泉効果も存分に生かされるだろうしリラックスできると思う。

ということで、ゆっくりと温泉を堪能しホテルに戻りぐっすり眠った。

 

天山湯治郷でまた温泉

2日目は、とくに決めていなかったのだが、まだまだ温泉に入りたかった。ネットでみつけた天山湯治郷へ向かうことにした。

ひとりだし、目的地は温泉だし、すっぴんでホテルを出た。目的のために余計なこをする必要がないのがひとり旅のいいところだ。

天山湯治郷は、正真正銘の源泉かけ流しだ。

ここへも箱根湯本からバス。所要時間は15分くらいだったかな。

天山湯治郷には3つの施設がある。一つ目は、天山。休憩所や食事処が充実している日帰り温泉施設だ。2つ目は一休。こちらは温泉施設のみ。ほかに羽衣という宿泊施設がある。旅館ではなく保養を目的とした宿のため、連泊のみの受付。1泊目9,000円(税別) 2泊目8,000円(税別)、と比較的お手頃だ。いつかひとりで2泊、温泉と読書ざんまいの日々を送ってみたいなぁなんて思いながらも、この日はひとりで天山へ

施設へ着くと、お香(お線香)の香りが漂っていて、癒しムードが高まる。個人的にはすごく好きな香りだ。

施設内は和風のつくりでおしゃれだし清潔感もありゆったりくつろげる雰囲気だ。

さっそく湯へ。実際につかると、さすがは、源泉かけ流し。泉質の違うお風呂が屋内外に5つ(HPによれば男女それぞれに5か所ある)あり、湯加減もちょうどよくて、こちらでもすっかり長居をした。

湯を出ると、女湯の休憩所でゴロゴロ。

そのあとは、施設内のテラスでゴロゴロしながらひとりビール。2月なのに、すごく天気がよくて、テラスに出ても暖かくてビールもおいしくてすごく幸せな時間だった。天山でたかれてるお香を買って帰った。

もうすぐ1年ほどたつのに、もう一度、あんなひとり旅がしたい、そんなふうに思える2日間だった。

天山湯治郷 

神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208

天山

営業:9時~23時(22時 札止め

料金:大人1,300円  子供650円(小学生まで)
泉質:塩化物泉, アルカリ性単純温泉

その他の効能:冷え症・肩凝り・筋肉・関節のこわばり・腰痛・慢性婦人病・他

 

箱根旅行で箱根フリーパスが本当にお得か検証してみた

箱根フリーパスは本当にお得なのか

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23日から3日間、箱根に行ってきました。

箱根に到着前に迷っていたのが、箱根フリーパスを買うか否か。

決まっていたのは、宿は1日目は芦ノ湖の近く、2日目は塔ノ沢ということと、ポーラ美術館へ行く、ということだけ。他は未定だった。

箱根フリーパスとは?

箱根フリーパスとは、小田原や新宿から箱根湯本までの往復1回と箱根登山系のバスや電車、ロープウェイなどの交通機関が乗り降り自由というチケットだ。

乗り降り自由になるのは以下の交通機関

とはいえ、次の値段だけ聞くと、ちょい高いような気もしてしまうのも事実。

2日間有効で

新宿からは5,140円

小田原からは4,000円

上記の価格で計算すると、小田原から箱根湯本までの往復代金1,240円は必ず使うとしても、湯本から箱根内の移動に2,760円使わなくてはいけないのだ。

例えば、2日間の予定で、ま箱根湯本から星の王子さまミュージアムなんかに行って宮ノ下あたりの宿に泊まって、2日目は湯本の日帰り温泉へ、程度のタイムスケジュールでは必要ない気がする。

実際に計算してみると……、箱根湯本から箱根登山鉄道で強羅までは400円。強羅から星の王子様ミュージアムまでバスで330円、往復660円。強羅からホテルのある宮ノ下へ移動で同じく箱根登山鉄道で270円。宮ノ下から湯本までは270円。これで合計1,600円だ。

かくいうわたしも今までこのフリーパスを購入したことはないのだが、2日のチケットは色々なスポットを巡りたい人や、運賃が高めの乗り物に乗る予定の人なら買ってもいいかも。

箱根フリーパス2日間、以下の人は検討の余地あり

・箱根をぐるっと周遊したい

・数か所のスポットを巡る予定

箱根海賊船(運賃は桃源台から箱根港で片道1,000円)に乗りたい

箱根ロープウェイ(桃源台から大涌谷まで片道1,050円)に乗る予定

 

 

3日間有効の箱根フリーパスの料金

でも、今回の旅は3日間だった。そう思って迷っていた。3日間のフリーパスの料金は以下の通り。

新宿からは5,640円

小田原からは4,500円

わたしたちは小田原からの出発。小田原から箱根湯本までの往復は1,240円。4,500円ー1240円は3,260円。1日あたり1,090円以上の運賃で移動するなら、購入した方がお得ということだ。

これなら元が取れそうな気がした。さらに、冒頭で紹介した3つのスポットの他、ガラスの森美術館のクリスマスに惹かれ、そこにも訪れることにした。

そうなると、結構移動することになると思い、今回初めて、フリーパスを購入することに。

交通費を計算。果たしていくらお得だったのか?

旅のスケジュールは以下のように。あまり多くのスポットに行っていないけど、2日目は宿でゆっくりしたし、3日目の美術館はゆっくり鑑賞できたのでとても満足だ。

1日目

ガラスの森美術館

箱根園のホテルへ

2日目

駒ヶ岳

塔ノ沢の宿へ

3日目

ポーラ美術館へ

 

そして、かかった交通費は以下の通り。フリーパスを買った甲斐があったのか改めて検証してみよう。

フリーパス対象外のタクシーと駒ヶ岳ロープウェイを除いて、以上で4,680円でした。これに、小田原から箱根湯本の往復運賃の1,240円を加えると合計は5,920円。3日間有効のフリーパスは4,500円なので、1,420円もお得でした。

しかも、結構ゆるゆるなスケジュール(美術館は結構時間かかるので)でこんなにお得ということは、もっとアクティブにいろいろ巡る人は、かなりお得だろうと思う。

箱根フリーパスの「ミュージアムセレクト2」とは?

しかも、です。箱根フリーパスは美術館などの施設の割引も適用されます。200円程度ですが、使わない理由はないですよね。

さらには、今の時期、場合によっては、いち施設あたりは800円近く割引になる場合も。それが「ミュージアムセレクト2」(2015年(学生向け)と2016年にそれぞれ12月~翌年3月までの期間で利用可能だった特典。2017年発売開始は未定※2017年10月追記)というチケット。

箱根ガラスの森美術館星の王子さまミュージアム、ポーラ美術館、箱根ラリック美術館彫刻の森美術館、箱根・芦ノ湖成田美術館のうち好きな2館で使えて、大人2,000円というものだ。フリーパスを持っている人のみが購入できる。

今回はポーラ美術館とガラスの森美術館に行く予定だったので、迷わずこのチケットも購入、箱根ガラスの森は1,500円、ポーラ美術館は1,800円。通常なら3,300の入館料が2,000円!めちゃくちゃ安い!ただしこちらは2017年の3月31日までなのでご注意を。

2018年版についてはこちら!

www.book-diary.com

 

交通費の1,420円に加え、ミュージアムセレクト2で1,300円もお得に。合計で2,720円も安かった!

 

 

箱根フリーパスを買うのにおすすめの人

ということで、箱根フリーパスはとてもお得だということが判明。まとめると、特に次のような人はぜひ購入することをおススメします。

箱根ロープウェイに乗りたい!(片道1000円以上の区間もあり割高なので。ちなみに駒ヶ岳ロープウェイには使用できないので注意)

箱根海賊船にのりたい(運賃は桃源台から箱根港で片道1,000円)

・冬の特典「ミュージアムセレクト2」を使って美術館巡りをする。

・目的地同士が離れていて移動距離が長くなる予定(箱根ではバスで500円越えとかわりと普通もっと高いことも)

・2泊で行く予定

・観光スポットを思うぞんぶん巡りたい

箱根フリーパスが買える場所

箱根フリーパスが買えるのは、小田急各駅やJTB、KNT、日本旅、小田急トラベルの店舗など。

もちろん当日購入してすぐ使えるので、新宿や小田原駅小田急窓口で購入するのが楽ちんかなと思います!

今年は人生初の箱根に4回も行った年になり、ちょっと驚いている。ひとり旅、彼氏と、仕事で、最後に彼氏と。その旅のそれぞれブログに書きたいな。

 

週末湘南ライフ。鎌倉、江ノ島、七里ガ浜、稲村ヶ崎を散歩

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恥ずかしながら「湘南ライフ」という言葉につい惹かれてしまう自分がいる。

いつかは鎌倉周辺や湘南に住みたい、と漠然と思っている。

なのでここ数年は勤務地は東京なのだが、どうしても今住んでいる神奈川県からでる気になれないでいる。

都内で遊ぶことももちろんあるのだけど、最近は、鎌倉や江ノ島江ノ電沿線などをぶらぶらしたり、熱海や箱根にふらっと遊びにいったり、ということが少なくなく、スローライフに憧れていたり旅好きだったりの身分としては、現在住んでいる戸塚は結構便利なのだ。

今週末も鎌倉、江ノ島、七里ガ浜、稲村ヶ崎、鎌倉というコースをぶらぶら。

はじまりは、3回目の来店であった鎌倉の飲み屋へ。2回ほど行ったことがある店だったが、無性に行きたくなったのだ。美人なおくさまと旦那さんの夫婦でやっている居酒だ。

昼ごはんを軽めにしたので、17時のオープンを20分ほど過ぎた頃に入店した。すでに3組ほどの客がいた。

ビール、お通し、かぶといんげんのサラダ、シラスと青のりのコロッケ、このあたりでビールおかわり、さんまの刺身を食べて、焼酎、佐藤の黒をオーダー、やっぱりさんまの刺身と合う!海老しんじょうの蓮根はさみ揚げ。全部おいしい。

この店、地元の人が多くて、食べログにもほぼほぼ情報がないので知る人ぞ知る、的な存在なのだろうか。店はあまり大きくないので19時頃にはほとんど満席であった。

店内のテレビでは相撲が流れており、彼氏はとても喜んでいた。後述するが、もう一軒のお気に入りの店でも相撲がを流しており、鎌倉は相撲好きにはうれしい街なのかも。

次の日は海沿いを散歩したかったので、夜は江ノ島に宿泊した。翌日は片瀬江ノ島から七里ガ浜・稲村ガ崎に向かい、散歩だ。

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七里ガ浜のパシフィックドライブインに行きたかったのだけど、とてもお腹がすいてきてしまい、七里ガ浜より手前で赤いパラソルの店を発見したので、そこに向かおうということになった。近づいてみると「アマルフィ」系列のカジュアルイタリアン「Amalfi Della Sera(アマルフィ デ ラ セーラ)」という店だった。

彼はあまり興味がなさそうだったが、私は行ったことがなかったので、そのまま向かうことに。

江ノ電の線路を渡り、長い長い石段を登り到着。 時刻は11時前ということもあり、待たされることはなくテラス席につくことができた。

やはり海を眺めながらのビールは最高だった。サラダとピザとパスタを味わう。少し残念だったのが、接客。親切な店員さんもいたけど、ちぐはぐな対応であったり、融通が利かない印象だった。

女性同士数人とかなら、ロケーションは最高で料理も美味しいのでありかな。女同士わいわいしていれば、正直、接客の善し悪しなど余程でなければ気にならないと思うので。

ま、料理はおいしかったのでお腹は満足だ。

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さて、次に向かったのは、前出の七里ガ浜の「PACIFIC DRIVE IN」。ハワイアンフードのお店。こちらは海の目の前だ。が、あいにく雨がパラついていたので、テラス席は濡れていて、座れないため、店の前の海壁で休憩だ。そこでは皆写真を撮ったり、海を眺めたり、コーヒーを飲んだりと思い思いの過ごし方をしている。そこに腰掛けてわたしはビールを。彼は寝転がってしばし昼寝タイム。

サーファーとか若い女性同士や、おしゃれなママとパパと子供、などを眺めていた。

すると、サーフィンはもともとしないけど、若くもないし、最近ではおしゃれもそこそこの感じで手を打ってるし、イケメンの彼氏はもう一生できそうにないし、ほんの1ミリだけアウェイな気分に……。ま、1ミリだけね。

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しかしながら気をとり直して思う、やはり、この店、すごくかわいい。アメリカの西海岸にあるような外観と、みんな大好きなハワイがコンセプト。次こそはフードも食べてみたいなと思う。

 

 

 

ビールを飲み終え、稲村ヶ崎公園に向かう。

雨が降ったりやんだりという天気だったので、到着するとびっくりするほどガランとしていた。ベンチでおしゃべりしたり、海を眺めたり、ここでものんびりする。

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山を上った屋根のあるベンチでゴロゴロまでしてしまった。だって、全然人がこないのだ。時間を気にせず、何もしない、贅沢な時間。でも休日くらいこんな時間は作りたいよなぁと改めて思う。そんなときはやはり自然の近くがいい。まぁ晴れた日はもっと人がいるのだろうが、店の中や街中と違って人混みの中を彷徨うなんてことにはならないはずだし。

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その後は、稲村ヶ崎から江ノ電で鎌倉にもどり、17時頃、ちょこちょこ利用している老舗の食堂「あさくさ」へ。ちょい飲みセット×2でそれぞれビール、唐揚げ、本日のマリネ(バンバンジー)、釜揚げしらす、枝豆を。その後、それぞれハイボール、麻婆豆腐(絶品!)、釜揚げしらす丼を。

ここもいつ来ても何を頼んでも美味しくて安い!

そんな2日間を過ごした。時間を気にせず散歩したりや昼寝したりや海を眺めたり、鎌倉のお気に入りの店ごはんやお酒を楽しむ……。これって、わたしが憧れている、湘南スローライフではないか。意外とできるぞ。やっぱりこのまま神奈川に住み続けようと思った次第だ。