物欲から解放された3つの理由

最近、ふと思った。今、欲しいもが何もない、と。

確かに、欲しかった洋服やら本やら食器やら、手にしたときの幸福感は悪いものではないし、本当に気に入ったものはいつみてもわたしを幸せにしてくれる。

でも、物欲から解放されるって、すごくラクだ。とても満たされていて心が落ち着いている状態であるのもうれしい。

物欲から解放された理由は3つ。

第一に、年齢。

若い頃はとにかく洋服とかファッション関連のものが欲しくて仕方がなかったしもっときれいになりたい!とかそういう煩悩が絶えなかったが、年を追うごとに減っていき、今年の冬なんてユニクロとか、あとは露店で見つけた掘り出し物ののニットとかを計3着くらい買って、もういっか、と思った。このときは自信のなさや彼氏のいないさみしさをモノで埋めようとしていた気がする。

第二の理由は、彼氏。今、わたしは彼氏がいることで心と胃袋と自己掲示欲が満たされている。彼氏は年上で稼いでる人なのでおいしいものを奢ってくれるのでとてもありがたい。また、イケメンでもないし、年上なので、着飾らなくてもいい=余計なモノが欲しくならない。やさしくて愛情表現もしてくれるので自己掲示欲も満たされていて、余計なモノで心を埋めなくて済んでいる。

第三、ストレスがない。上のふたつはここ1年くらい前からそうだったが、今、物欲のなさを確立させた決定的な理由はこれだろう。

会社を辞めてストレスがなくなったのだ。

休みに入って、3週間がたった。その間、在職中に終わらなかった残りの原稿を書いたり、ライターの仕事をちょこちょこやったりはしているものの、どこかに出社するわけではなく、旅行に行ったり、友達にあったり、家でダラダラしたり、と、久しぶりに充電できた。

勤めている頃は、少なからず、あの本が欲しいとかあの洋服がほしい、ブーツが欲しいとか少しは欲があったんだけど、なんか、休んでいたら、まったくなくなってしまった。

このときは、足りない時間をモノで埋めようとしていた気がする。

 

やっぱり、心を満たされると余計な物欲から解放されるんだね。

ずっとこんな感じで生きていけたらいいのに。あ、欲しいものをはフツーにあるけどね。手に入ったらうれしいけど、でもなくても別にいいやって感じ。